今回は他人と自分の違いについて、です。
ちょっとしたゲームを紹介します。
紙とペンを用意し、二人以上で行います。
人数は多い方が、驚きが大きいと思います。
そして他の人に紙を見せないように、全員に伝えます。
「紙に、三角と四角と丸と五角形、それぞれの図形を描いて下さい」
質問は無し。ただそれだけ伝えます。
そうして描いてもらったものを、みんなで見せ合います。
図形の配置や大きさ、向きなど自分と他人が描いたものを比較してみる、それだけのゲームです。
おそらくこのように説明しただけでは、何の為にこんな事をやるのか分からないと思います。他人と描くものは違って当たり前だと、思うでしょう。
私は十数人でこのゲームを行いましたが、かなり驚きました。
丸を紙いっぱいに描いて、その中に残りの図形を描く人。
図形をバラバラに配置する人。
四角形を斜めに、ひし形のように描く人。
図形を重ねて一箇所に描く人。
鎖のように、図形を連ねて描く人。
他人の感性や考え方は、こんなにも自分とかけ離れている。そんな体験が出来ます。
やってみて初めて分かると思います。
他人と自分という存在は、違います。
みんなちがって、みんないい。という事です。
考え方、捉え方、認識、感じ方、感性。
全てが当たり前に違うんです。
こんな言葉では伝えきれない程、違うんです。
まずは知ること。それが第一歩です。
何か感じてもらえたら、幸いです。
なにがし。