病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

昭和、平成、令和。世代間のギャップ。

私たちは、スマホと大人になっていくはじめての人類だ。

というキャッチフレーズ。ちょっと前にテレビCMで見て、確かにその通りだなぁうまいなぁと感じたことがあります。
今日は、世代間の人の付き合い方、考え方の違いについて。 ゆるっと語っていきたいと思います。


携帯電話の普及

私は、昭和の終わりごろに生まれました。
その頃の年代は。
小学生で携帯電話を持っている人はほぼおらず。
中学生でちらほらと現れ(ネットは定額制ではなく主に電話、メールのみ) 高校でやっと多くの人が持ち、インターネットに触れ始めるような感じでした。田舎なので都会の方はもっと早かったかもしれません。 携帯電話の普及とともに私たち世代は育って来ました。


昭和の終わりを機に、かなり違う

なんとなく私は思います。
小、中学生時代。まだまだネットに触れる環境が整っていない私たちは、多くの情報を親(大人)やテレビから学んでいました。
もちろんそうでない人もいたでしょうし、土地柄も関係していると思いますが、我々の親世代の育ってきた環境にまだ似ています。

しかし、我々より下の世代は。
インターネットが普及し、沢山の情報を見ることが出来るようになりました。携帯電話やスマホも普及し、個人で多くの情報にアクセスできるようになりました。
身近な親や大人たち、テレビなどの一般化された狭い情報だけでなく。 もっともっと沢山の大人たちの考えや言葉に触れながら育つことができるようになりました。


ここが違う

圧倒的に増えたのです。知識が。
経験はできずとも、知る機会ができたのです。

こんな話を聞いたことがあります。

私たちの親世代(現在5、60代)の人が
孫世代に教えられることがない、と嘆いていたそうです。

なぜか。答えがネットにあるからです。
昔流行ったトランプマジック。遊び。 ちょっとした生活の小技。知恵。小話。

小学校低学年の孫に、それ、知ってるよと全部返されてしまったそうです。
もちろん個人差はありますが、これは現代を象徴する一つの大きなエピソードなのではないでしょうか。


昭和世代は、言いたい

私にとって身近な大人はすごいものでした。
沢山のことを知っていて、力が強くて。
全く敵わないとてつもない存在。
だから。
親から聞くとんでもエピソード。
祖父や祖母が教えてくれる遊び。
親戚のおじさんが教えてくれるトランプゲーム。
テレビゲームや漫画は好きでしたが、そんな身近な大人が教えてくれるものはまた違って、格別に面白く感じたのを覚えています。
恐らく、私たちの世代より上の人たちは。ゲームや漫画がその頃より少なかった分、余計にそう感じたのではないでしょうか。

だから、そんな自分達が親になり、孫ができ。
いざ今度は自分の番だと孫達に意気揚々と話すのだと思います。こんなこと知ってる?と。これって面白いでしょ?と。
それで返ってくる言葉が、
「それ知ってるよ。」なんです。子どもは正直です。

ショックを受けますよね。気持ちは、分かります。


変化と多様性を受け入れる

これはもう避けては通れない課題です。 今の世の変化はとてつもなく早く、世間に行き渡ります。
古き良き習慣や考えはとても素敵ですし個人的には嫌いではないんですが。
世の中はどんどん変わります。 大人ならばこそ。これまでの経験をもって変えるべきは変え、受け入れるべきは受け入れ、新たな時代の流れに身を任せることも時には必要なのかなと思います。
知識はあっても経験はない子ども達に、伝えられることはあると思います。


最後に

色々言いましたが、何が大切かは私もまだまだ未熟なのでわかりません。
こんな時代だからこそ、ここまで変化、成長してきた日本だからこそ。

世代間の考え方の違いによってお互いの主張が受け入れがたいことがよくあるようです。

ゆとり世代だから。昭和生まれだから。平成生まれだから。団塊だから。バブル期の。さとり世代。

世代によって育ってきた環境や価値観が違い、
何を大切にしてきたのか。何を見てきたのかが違います。 そしてそれは環境や社会の流れであり、誰が悪いとかは無いと思います。

変わらないのは。
目の前だろうと画面の向こうだろうと、
年上だろうと年下だろうと。 そこにいるのは人、だということ。それだけは変わりません。

お互いを尊重することの大切さは時代にとらわれず、
必要なことなのではないかなと、私は思います。

なにがし。