病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

ノイズを知る。

ノイズ。
一般的には、電波の障害などで生じる雑音や映像のざらつきなどのことを指すと思います。
私が学んだ中では、もう一つ。ノイズという言葉に意味があります。

それは、心理的なもの。 コミュニケーションを妨害するものをノイズと定義します。
今回はそんな、ノイズとコミュニケーションのお話。
3種類のノイズと、それを低減する方法を紹介したいと思います。


心理的ノイズ

相手に対して持っている感情が心理的ノイズとなります。
先入観や、単純に好き嫌いの感情など。相手に対しての感情がそのままコミュニケーションに影響するのは当たり前ですね。

低減方法
傾聴の技法など相手のことを理解する話の聞き方をマスターする。また、基本的な考え方が影響するので、このノイズを低減するのははっきり言って難しいです。
だからこそ、誰にでも当たり前にこのノイズが発生するということを理解するとよいと思います。
まずは、知ることから。です。


物理的ノイズ

物理的なもの、つまり音や、臭いなど。そういったものを物理的ノイズと言います。
工事現場の隣やぶち抜きのお座敷居酒屋などでは声が聞こえづらく、コミュニケーションがうまく取れなくなるのは当然です。 異臭が漂うゴミ捨て場の前で、人と話をするのも嫌ですよね。

低減方法
これは、簡単ですね。場所を変えましょう。
レストランや静かな喫茶店など、上質な空間もコミュニケーションに良いかと思います。


意味的ノイズ

学者が使うような難しい言葉をべらべらと言われても、我々一般人には意味は伝わりません。これが意味的ノイズです。 意外にも、言葉の意味を理解することなく 話が進むことはよくあると思います。

低減方法
あまり専門的な話なら、出来るだけ聞き返しましょう。
分からないままモヤモヤと会話を続けてしまわないことを意識しましょう。話し手なら、誰にもわかりやすい言葉を使うことで、意味的ノイズが低減し、コミュニケーション能力も向上するかと思います。


おわりに

いかがだったでしょうか。漠然とコミュニケーションについて考えるよりも、このように分類して捉えることで見えてくるものがあるかと思います。何か参考になれば幸いです。

なにがし。