最近テレビで催眠術をやっていたそうで。
こんなことを聞かれたのでちょっと書いてみます。
皆さんは、催眠術というとどういうイメージを持っているでしょうか。
胡散臭い、手品みたいなもの。かかっているフリをしているというイメージを持っている人も多いかと思います。
結論から言うと、催眠術はあります。
余裕であります。本当です。
ただちょっと色々見てみたんですけど。 テレビでご活躍をされている催眠術師の方が本当かどうかはわかりません。
しかし。全て嘘ってことはありません。
そして皆さんも、実はすでに催眠や暗示を知っていたり、体感している方がほとんどです。
興味がある方は読んでみて下さい。
催眠術ってなに?
催眠とは、暗示を受けやすい変性意識状態のひとつ。また、その状態、およびその状態に導く技術を指す場合がある。催眠術とも呼ばれる。
と、安定のウィキペディア先生が仰っていました。
そもそも、瞼が重くなったり、ワサビが甘く感じたりするバラエティー的な為のものではなく。
心理学やカウンセリングにおける治療法のひとつと言う認識が私にとっては当てはまります。
ヒプノセラピー、退行療法、インナーチャイルド療法などがあります。
催眠術は本当か
まだ疑っている人のために。
私は法律家ではないのでさらっといきますが、勝手に催眠術をかけると暴行罪にあたるそうです。多分。
日本も含め、各国で催眠術を利用した犯罪について、有罪判決が出ています。心身の自由を奪う理由として確立されているのが分かります。
催眠の色々
youtubeでそういった動画がたくさんあるのでやってみても面白いかと思います。 残念ながら胡散臭い人もいますのでお遊び程度で。
手を強く握ったり、身体の一部分に力を込めたりした後の筋肉の生理的な反応を催眠術と言い張る人もいます。それは当たり前にそうなるので嘘です。
きっとあなたもやっている自己暗示
実際は、自己暗示は当たり前にやっていたり、目にしたことがあると思います。多分、ほとんどの人が。
緊張した時に、手のひらに人という字を書いて飲み込む、なんかモロ自己暗示です。
これが効くと言う人は催眠にもかかりやすい人かもしれません。
他に有名どころで言うと。
イチロー選手のバッターボックスに入った後の動作や、ラグビーの五郎丸選手のキックの前の独特の動作。
スポーツ界で一般的にルーティーンと呼ばれるものも一種の自己暗示です。
「痛いの痛いの飛んでいけ」や、
様々なスポーツにおける声がけとして言われる、
「ドンマイ!」
「集中、集中!」など。
言わばこれらも、暗示と呼べるでしょう。
暗示(あんじ、英: suggestion)は、言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。暗示にかけられた者は自然にそうなったと考え、それが他者による誘導によるものであることに気が付かない。
ウィキペディア先生はこのように仰っています。
ここまで例に挙げたものはだいたい枠を捉えていると思います。
暗示を上手く活用することで。
スポーツで偉業を達成したり。いい成績が残せたり。
日常生活を少し楽にできたりするという事ですね。
おわりに
世の中には面白い情報がまだまだたくさんあります。
知識や経験として知ることで、人生が変わったりもします。
つらい状況にある人が、その状況を切り開く為の知恵も。きっと世の中のどこかにあると私は思います。
大変ですけど。つらいんですけど。
それを諦めずに探求することが、人生におけるとても大切なことかなぁと思います。
なにがし。