病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

救世主願望(メサイア・コンプレックス)を知る。

なんか、楽しい話を書きたいと思っています。
しかし今のところ浮かんでいません。

ちょっと救世主願望、メサイアコンプレックスについて語りたくなりました。

カウンセラーがなりがちなこの症状。
私ももしかしたら、これに片足を突っ込んだ時期があるかもしれません。

近年、私も含めてカウンセラー的な知識を持って他人と接する人が増えてきたと思います。ネットの世界にも、気軽に相談してねーと言う人が多く見られます。

それが自分の欲求を満たす為のものだとすると、ちょっと危険。救世主願望を持っているかもしれません。


救世主願望(メサイア・コンプレックス)とは

メサイアというのは、一般的な日本語ではメシア(救世主)と言われるもののことである。この心理が形成されるのは、自分は不幸であるという感情を抑圧していたため、その反動として自分は幸せであるという強迫的な思いこみが発生するとされる。さらにこの状況が深まると、自分自身が人を助ける事で自分は幸せだ(自分には価値がある)と思い込もうとする。

このような論理になるのは、幸せな人は不幸な人を助けて当然という考えを自らに課す事で「自分は幸せである、なぜなら人を助けるような立場にいるから」と考えられるからである。本来は人を援助するその源として、まず自らが充足した状況になることが必要であるが、この考えは原因と結果を逆転させている。

そうした動機による行動は自己満足であり、相手に対して必ずしも良い印象を与えない。また相手がその援助に対し色々と言うと不機嫌になる事もある。しかもその結果が必ずしも思い通りにならなかった場合、異常にそれにこだわったり逆に簡単に諦めてしまう事も特徴的である。Wikipediaより引用。

簡単に言うと。
自己満足のために他人の援助をする人。
人を助ける、という自分に酔いしれている人。

ということですね。


救世主願望の危険性

どっちみち人を助けるならいいじゃない、と思うんですが。それだけでは済まないのが救世主願望の怖いところです。
執拗に他人の悩みに踏み込んだり。
自分のやり方や言葉にケチをつけられると逆上したり。
ひどい場合は、悩みを深めるような根回しをして、自分のところに相談にくるように仕向けるなんて話もあります。

お互いwin-winな関係性を保てるならまぁいいのかなとも思いますが。行き過ぎると結局いいことはないと思います。 共依存になったりもするかもしれません。


おわりに

結局のところ悩みは、自分で解決しなくてはなりません。
相談に行くことそのものも含めて。

一方的に悩みを解決してもらうことは、こういった人の餌食になったり。根本的な成長とならないために同じような状況を繰り返すなどしてしまいます。

ご注意を。
私も、そうならないように注意したいと思います。

今日も、楽しい話を書けなかったなぁと。
でも、読んで頂けて嬉しいです。ありがとうございました。

なにがし。