病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

言葉の力を考える。

いよいよ。

日中の気温が30度に。あぁ暑い。

ちょっと最近資格の勉強が忙しく。
専門的な話が書けるほどの時間が中々取れません。
(もともとそんな専門的ではない)

でも毎日更新はしたいと思います。頑張ります。


言の葉の響きを知る。

言の葉。

素敵な響きだとは思いませんか?

私は好きです。 意味を知るともう少し、見え方が変わるかなぁと思います。 言葉は身の回りに沢山あります。とってもたくさん。
ネットの普及した現代はなおさらです。 私たちは言葉と共に生きています。 今日はそんな、言葉に関するお話です。


言の葉の由来

昔は「言」のみで現代の「言語」というような意味を持っていたそうです。

「やまとうたは ひとのこころをたねとして よろずのことのはとぞなりにける」

古今和歌集の一片です。

和歌は人の心を種として、万の言の葉となりにける。

「葉」は生い茂る木々の葉の如く沢山の意味を持つ、ということだそうです。 ちょっとおシャレです。

人の心を種とするという一文にも、言葉に対する重みが感じられますね。


言葉は心に響く

映画や音楽と同様に。
ただの字だけでありながら、人は感動したり、怒ったり喜んだりします。

言葉の持つエネルギーは人の心を揺さぶります。

たった一言から、奇跡を起こしたりもします。
人の持つ力を、揺り動かして。生きる力に変えてくれたり奮い立たせたりします。

人の世の歴史と共に、当然ながら言葉はあって。

だから自分が誰かに投げかける言葉は、大切にしなければいけないと私は思います。


言葉は凶器でもある

軽蔑、侮蔑。怒り。悲しみ。

人が人に向ける感情はたくさんあります。
その感情をストレートに伝えるのが、言葉と態度。
態度や身振り、口調と合わせて、言葉の持つ意味が相手の心に刺さります。
さながら凶器のごとく。時に真綿で首を絞めるがごとく人を苦しめる。傷付ける。
そんなものにもなり得るんです。


ネットにおける言葉

特に。
ネットやブログは態度や口調はなく、単純に言葉のみ。
だからこそ伝わる部分もあります。悪い意味も含めて。

もちろん主張することは良いことですし、自由です。
ただ、一方的かつ大人数で、特定の人を貶めるということは私はあまり良くないなぁと思ってしまいます。

画面の向こうにも、人がいて。
言葉によって傷付くということは忘れてはいけません。

やらかした人が炎上する、というのは今の時代しょうがないことなのかもしれませんけれど。


おわりに

ちょっとの言い回しだったりもするんですけど、人の心に棘のように残ったり、傷を付けたり。
100%上手な言葉の使い方が出来る人はいないと思うんですけど、やっぱりある程度、言葉は気にしなければいけないと思います。

大人は特に、本音と建て前。
言いたいことだけ言うのは、違うかなと思います。
せめて、相手に反撃される覚悟を持って言うべきです。

個人的には。
面と向かって言いたいことを言える人には憧れます。私はあまり得意ではありません。

ただし。
自らが振りかざすものとして。
どれだけの力を持っているのか。
それは知っておくべきだと思います。

生まれてこの方、多くの人が当たり前に言葉を話すわけですが。 それが一体どういうものなのか忘れてしまいがちです。

使い方一つで、人を救うこともできれば傷付けることも出来る。
そんな言葉について。一度考えてみてはいかがでしょうか。

なにがし。