今日はそんな共感的理解について。
少し書いていきたいと思います。
聞き上手を目指したい方。
人間関係にお悩みの方。
傾聴について学びたい方。
そんな人に是非。
共感的理解とは
共感とは、自分の立ち位置を明確にし、相手の感情を理解して受け止めることです。
言葉で説明するのはかなり難しいのですが、
同意とは違います。
共感的理解が出来ることで。
相手がどんな話をしようと、基本的には肯定的に受け止めることができるようになります。
傾聴が出来るようになったり。
聞き上手になれます。
共感と同意の違い
似ているようで、これらは違います。
同意とは
ただ相手が言ったことを支持することです。
どういうことかというと。
例えば、相手が自分にとって理解できないようなことを言った場合。それに対して同意の返答をするというのは、要は嘘をつくことになります。
同意の例
「りんごが食べたい」→「私もりんごが食べたい」
※りんごが嫌いな人ならば、嘘の返答をしたことになる
共感とは
それに対して、共感は。
相手の気持ちを受け止めることになるので、内容そのものはあまり関係ないのです。
なぜそう思ったのか。どう感じたのか。
共感に必要なのはそこに寄り添うことなんです。
共感の例
「りんごが食べたい」
→「あなたはりんごが好きなのねぇ」
※りんごが嫌いでも嘘はついていない
ちょっと無理やりな例ですが。
ざっくり違いを言うとこんな感じです。
そもそもの対象が違います。
同意は単純に事柄。
共感は相手の気持ち。
と言った感じです。
同意と共感の効果の違い
ケースバイケースではありますが。
イメージしてみましょう。
自分が話し手の場合。
聞き手に肯定されると気持ちがいいものです。
否定されると、嫌な気持ちになりますよね。
これが同意の効果です。
視点を変えると、その場限りです。
否定は、話の内容によっては必要かもしれませんが今回は触れません。
自分の気持ちに寄り添ってもらうと。
相手に対しての信頼感だったり、気持ちを話すことにより引き起こされる良い効果がたくさん現れます。
これが共感の効果であり、その場限りではなく、その後の相手との関係性、自分の考え方の変化にも影響していきます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
似ているようで違う、共感と同意。
同意も時には必要かもしれませんが、共感の効果の高さは非常に大きいものがあります。
意識してみると、人間関係が良い方向に変わっていくかもしれません。
なにがし。