皆さんは、ベビースキーマという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
今日は、小ネタです。
知っているとちょっと、人間という存在が分かるようになります。
多くの人にとって当たり前のもので。
誰しもがこれまで、恐らく経験したことで。
でも、それってこういう理屈だったんだ!
という事が見えるだけで視点が変わることもあります。
赤ちゃんは、かわいい
赤ちゃんってかわいいですよね。
その姿をじーっとみて、多くの人がそれを愛しい、かわいい、そして大事に扱わないといけないと認識します。
そう、多くの人にとって赤ちゃんは守るべき存在。
人間であれ動物であれ、種の未来を担う存在だと認識しているんです。
で、人には、
赤ちゃんを認識するポイントがあります。
- 目が大きい
- 額が広い
- 丸みがある
- 鼻が小さく平たく、低い
- 手足がぷくぷくして短い
などです。
これは人間を含む多くの動物の赤ちゃんに共通する、
身体的特徴ですね。
これをベビースキーマと呼びます。
ベビースキーマがもたらすもの
新米のお父さん。
不意に子どもを抱っこさせようとすると、とても驚きます。
どう抱っこしたらいいか、どう手を回せばいいか、
落としたらどうしよう、なんて思うんですね。
それも、ベビースキーマを認識することによる、無意識の反射のようなものです。
赤ちゃん=保護しなければならない
この図式が、本能の中にはあるんですねぇ。
女性であれば、母性本能も相まって余計にそうさせるものもあるでしょう。
ざっくり本能的なものでしかない
ここまで、人間は当たり前にこういう風になるよーと書いてきましたが、子どもが好きじゃない人もいますね。
その通りです。
あくまでざっくりこんなものです。
世の中の全ての人が、子どもを大事にしなければと思うのなら。
世に虐待なんて存在しませんね。
そもそも子どもに興味がなかったりする人ももちろんいます。
別にそれが悪いわけではありません。
その人が、そういう人だったというだけの話です。
子育てに疲れている、なんて人も。
子どもを保護しようという気持ちが薄れます。
これに関しては、周りのサポートが必要です。
好きとか、かわいいとかそこまでじゃなくても。
せめて子どもに危害は加えない、せめて保護する。
そんな気持ちを誰しもが最低限持てていたなら。
虐待による悲しい事件は起こらないのになぁと思います。
おわりに
個人的に、人の考え方を型にはめて語るのは好きではないんですが、書いてみました。
こういった本能的なものは、心理とはちょっとだけ違う側面があったりするので、今回は例外です。
こういう本能的なものの側面って、私は面白いと感じるんですね。
狩猟していた時代の男性たちは、狩りにおいて素早く情報伝達する必要があったから、コミュニケーションより内容を伝えることを現代でも重要視する、とか。
本当か嘘かまでは分かりませんけど、
自分の中にそういう歴史を感じるって、ちょっとロマン?がある気がします。
なにがし。