病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

「現状維持は後退である」という考え。

最近、昔の知り合いの話になって。
ちょっと思い出したんです。

彼は、すごい赤字経営の職場を任されていた人なんですが、口癖のようにこう言っていました。

「俺がいるから、これぐらいの赤字で現状維持できている(ドヤ顔)」と。

私はそれを現状維持と表現することにいつも疑問を感じていました。
それは単なる赤字経営でしかないだろうと。
決してドヤることではない、と。

ちょっと今回はビジネスな感じです。
メンタルの考え方もなんとかぶっ込みます。

最近、こんなこともちょこっと勉強していて。

アウトプットがてら、書いてみたいと思いました。

この記事を読むと。
病む、ということそのものの理解
病んでる時の考え方
が分かります。


著名人は語る

かの、ウォルト・ディズニーしかり。
松下幸之助しかり。

現状維持は、後退(衰退)である。
そう考えていたそうです。

時間という対価を払うと、物事は前に進みます。

時間は誰しも強制的に払わざるを得ないので、
過ぎた時間分、物事が前に進んでいなければ周りに置いていかれるわけで。

後退しているのと同じ意味となってしまいます。


時代は進む

携帯電話の普及が始まって。
多くの企業はとんでもない利益を上げました。
だからといって、そのまま10年も20年も携帯電話の事業を続けていてもしょうがないですね。
進んだ時間によって、スマホが誕生し普及した現在。

当時と同じクオリティで携帯電話を作れるからといっても、今はほとんど見向きもされないでしょう。


人も変わる

これをメンタルに落とし込んでみます。
仕事もプライベートも似たような感じです。

いつまでも過去の栄光にとらわれていてはいけません。

あの頃は、こうだった。
あの時は、こうだった。

あくまでもそれはそれ。
現代の、目の前のことを見据えなくてはなりません。

こう言う悩みは、結構多いです。
特に、年配の方や地方育ちの方に。

過去の話を、掘っくり返して。
その頃の常識とやらにどっぷり浸かって。

そう思いたい気持ちは理解できますが、
周りは、時代は、進んでいる。

それを忘れてはいけないと私は思います。


病んでる人も同じ

で。
これも同様です。

病んでる=何かがうまくいっていない

ので、もうその時点で。
置いていかれているようなものです。

悩みは人により、様々な形で存在しますが。
その悩みと、現在の自分の感覚、考え方がマッチしていないのです。

だから、

人一倍進む努力をしなければなりません。

別に、現段階で努力が足りないとかそんなのではなく。
たまたまそう、なのですから。

かけっこして早い子、遅い子がいるのと同じです。
遅い子が早い子に勝ちたいと思うなら、
それなりに努力したり、工夫したりしなければならないのです。それと同じ。

人に頼ったっていい。
お金を使ってもいい。
病院に通ったっていい。
一人でコツコツ、努力してもいい。

なんでもいいです。
事実として、そうやっている人たちがいる以上。

できない、は言い訳になってしまいます。
厳しいかもしれませんが、悲しくもそれが世の中。

立ち止まった人は、なんであれ、どんな形であれ。
強制的に置いていかれてしまうのです。
誰が悪いわけでもない、絶対的な時間の流れによって。


おわりに

時間の流れ。 それは誰にも抗うことはできません。

ビジネスならば、成果としてはっきりと結果が出ます。
しかし人の心に至っては、はっきりとした効果は分からないものです。

だから。

その時にできる最大限の努力をする事が大事です。
精一杯で、いいんです。

無理は長く続きません。
ただ、今日を精一杯やった。その実感、それだけ。

それが自分の心にあるだけで。
周りに置いていかれているなぁと自分で感じたとしても、それは劣等感でなくただの過程だと思えるはずです。

劣等感は、心に疲労をもたらし、足を止めます。

そうじゃない。 自分は今しっかりと歩いているのだから、いずれそこにたどり着くはずだと心で思えたなら、見える景色が変わっていきます。

いま、ここなんです。
理想を語ることは大事です。
でも自分の今いる位置、置かれている状況。
それを見据えることは、もっと大事です。

自戒も込めて。
書いてみました。

なにがし。