病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

人が歩けば流れ弾に当たる、を語る。

犬は歩いてると棒に当たる。

人も、同じだ。

石橋を叩いて渡る、そんな言葉があるが。
どれだけ石橋を叩いたとしても、
目の前の小石に簡単につまづいたりする。

以前書いた、ストレスに対しての考え方と同じく。

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何気無く放った言葉。
ちょっとした、仕草。
ほんの少しのタイミングの差。
つい出てしまった、態度。
そういうものから、人間関係は容易く崩れる。まるで流れ弾に当たるかのように。

後から気付いても、どうしようもない。
放たれた弾は、誰も気付くことなく。
ヒュッと飛んできて、見境なく暴力を振るう。

今日は、そんな人間関係における、流れ弾のお話です。
この記事を読むと。
人間関係に関する流れ弾の対処が分かります。


流れ弾は突然に

昨日まで仲が良かった人と。
たった一つの出来事をきっかけに、二度と話さなくなる。

それはそんなに珍しいことじゃない。

信頼関係は一度や二度崩れてから、強固になるものだが。
そんなものをぶっ飛ばして、二度と構築されない場合が悲しいことに、ある。

ちょっとした、気持ちのすれ違い。
言葉の選び方。タイミング。運命の悪戯。

誰も悪くないのに。
そんな曖昧なものによって、人と人の関係は突然終わる。

ちなみに。日本人は一度嫌いになった人を見直すことは少ないと言われる。
逆にアメリカ人は、言いたいことを言って、喧嘩して、仲直りをして。
雨降って地固まるの精神が染み付いているらしい。

そんなもんだ、と思うしかない。
そういった出来事は避けられないのだ。

だからこそ、人間万事塞翁が馬なんて、この為にあつらえたような言葉もある。


流れ弾に当たったら

例えば、自分が言った一言で相手が怒ってしまった。
悪気はなかったのに。 そんな時、どうするか。

行動パターンはいくつかある。

諦める。
とりあえず謝る。
開き直る。
無視。気にしない。

流れ弾の種類にもよるが、取れる行動は多くない。
ちょっと強めの流れ弾なら、かなり選択肢は狭い。

私は、とりあえず謝る。
相手の気持ちを第一に考える。
自分の気持ちはどうとでもなるからだ。
それが結局あまり良くない結果にもなったりするけれど。

一番は、気にしない。だと思う。
良くも悪くも、ちょっと鈍感なくらいが絶対いい。
お互いの気持ちが冷えたら、あの時はごめんねで済んだりする。


流れ弾に対するメンタル

生きてる以上、避けられない。
これに尽きる。

流れ弾ごときで終わるような関係なら、元からそんなもの。

そう言う関係は逆に断ち切って、
新しい関係性を築く方がずっと有意義な気がします。

もちろん、人付き合いは大事ですけどね。
でも、限りある時間の中で付き合える人数もまた、限られている。

酷な表現かもしれないが、人間関係の取捨選択も、人生には必要。

流れ弾による人間関係の変化から、こういった所を捉えると。
こういう経験も無駄にはならないし、むしろ思いがけない良い結果につながったりする。

仕事で付き合わなければならない人とかは、気合いでなんとかするしかない。


おわりに

人間関係は、とても素晴らしいものであると同時に。

途轍もない厄介なものを心にもたらしたりもします。

個人的には、こんなことを考えず、ぐうたら暮らしたいものだなぁと思いますね。

あと100年くらい後の世の中なら。
機械やAIが働いて、人間は楽して生きていける世界に…なんて。 無い物ねだりもまた、人の性ですね。

なにがし。