私は、こんな口癖がありました。
でもある日。
知り合いから、
いつになったら忙しくなくなるの?
と、聞かれました。
私は、答えに困りました。
日常は、大体忙しい。
一日の起きている時間の大半は仕事だし、
仕事が終わったあとは、精も根も尽き果てている始末。
休日は休日で休みたいし、息抜きもしたい。
そんなこんなでまたすぐに、日常に戻る。
忙しくない日って、いつだろう?
口癖のように言っていた自分でも、分かりませんでした。
でも、気づきました。
ただ疲労しているから。日常でいっぱいいっぱいだから。
それを忙しいという言葉でごまかしていたんだろうと。
それ以来私は、忙しいという口実を使わなくなりました。
忙しいのは、特別ではなく、当たり前。
一日八時間、週五、六日出勤。
大体の人はこれをこなしつつ、遊んだり、勉強している。
当たり前に出来ないであろうことをこなして、その上で言うんだ。
忙しいって。
時間は限られているし、出来ることも庶民は多くない。
ましてや、小さな会社勤めでは残業だ何だと
さらに自分の為の時間は圧迫される。
その中でやりたいことをやる。
そこまでやらないと、きっと現状は何も変わらない。
そう強く思った、今日でした。