私が住んでいる地方では、
今日がこの冬初めての積雪の日になりました。
例年より遅いかもしれませんね。
雪景色はとても好きなんですが、
この雪景色の中で車でスリップして事故に遭い、亡くなる人もいます。
綺麗なものではありながら。
その陰には悲しい出来事も隠れている。
綺麗なバラには棘があるとはよく言ったもので。
美しくとも物事の隠された一面は時として 、 無情にも悲しい一面にもなり得るのです。
物事の裏側は、誰にでも理解できるものではありません。
それを見た人、経験した人にしか分からないことがあります。
それを見たからこそ、経験したからこそ知り得ると言うことは。
その積み重ねが自分の感性を形づくるとも言えると私は思います。
そうやって、無二の存在になる。
生まれた時から、同じ境遇、経験、感性を持つ人はいません。
兄弟や姉妹、それが例え一卵性双生児だとしても。
同一の存在ではない限り、それぞれの自我がある限り。
別々の個体である限り。
ものの見え方は違って当たり前なんです。
どうして自分は他の人と同じようにできないんだろう。
私は何度もこの問いを自分に投げかけてきました。
それで当たり前だと気付いたのは恥ずかしながら数年前です。
感性が違う。
考え方が違う。
見え方も、感じ方も違う。
それは何も不思議なことではなく、当たり前です。
雪景色を見て、綺麗だと思う人もいれば、怖いと感じる人もいる。
そういうものに気付くと、世の中の見え方もきっと変わる。
今日は。
そんなことを伝えたいなぁと思いました。
なにがし。