死後の世界なんてないと考えています。
命を失ったら、そこで終わり。
眠るのと一緒で、起きるまでは気がつくことはない世界に行く。
もちろん、起きることはもうないので、目覚めることの無い眠り、というのが死だと思っています。
でも。
すごく個人的な、私の中にあるとても少ない人間的な感性は。
自分以外に関しては、極楽浄土的なものがあるならばそこに行って楽しく過ごして欲しいなぁとは思っています。
人生、それぞれで。
世の為、人の為、自分の為に。
後世に何かを遺して逝く人は少なく無いはず。
もちろん、遺したくても遺せなかった人もいるかもしれない。
誰しもが。
初めての人生という舞台で一生懸命に生きています。
つらいこともあっただろう。
苦しいこともあっただろう。
それでもなお立って、駆け抜けた人もいるはずです。
苦しくて、立ち上がることを諦めた人もいます。
有名だとか、そうじゃ無いとか関係なく。
与えられた時間の中を、人生という大きな壁に立ち向かった人達。
そんな人たちが争うこともなく、心安らかに過ごせる世界がもしあったなら。
それに越したことはないのかなぁと思います。
生前の行いとか善とか悪とかなんだとか、難しいことまで言うつもりはありません。
少なくとも一個人として。
勝手にだけれど、冥福を祈った人くらいは。
そうなってくれたとしたら嬉しいわけです。
それぐらいのお話でした。
人生を生き抜いた先人たちに、感謝を。
なんて。
なにがし。