病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

自衛か、共存か。誰がバカを見るのか。

今日、近所のドラッグストアに行きましたら。

レジにとんでもない大行列が。

みなさま。

トイレットペーパーやティッシュを5パックも6パックも、カートから溢れんばかりに買っているではありませんか。

なんだこれは?と思いニュースを調べてみると。

www3.nhk.or.jp

こんなことになっているようですね。

供給は問題ないとは言え、

各家庭、普段よりも多く在庫を抱えているので。

一時的な在庫切れぐらいにはなるかもしれませんね。

うーん。

はっきり言って、異様な光景でした。

おそらくは、全員が全員ニュースを見て買いに来た人たちではないと思います。

レジに並ぶ、大量のトイレットペーパーとティッシュを抱えた人たち。

空っぽになった棚。

そして現在のコロナの状況、記憶にあればオイルショック。

そして震災時の記憶などから。

その光景を見て、買わなきゃと思った人たちもたくさんいると思います。

ちょっとしたパニックですね。


その光景を見ていて。

まぁ。

とても難しいなと思いました。

こういう時、我先にと製品を買い漁る行為の是非は。

人それぞれ、守るべき家庭があるのは分かります。

でも、その結果。

もしかしたらそう言った情報を鵜呑みにしなかった家庭の人が、

正しい判断をした家庭の人が。

苦しい状況になる場合もあるわけで。

良く言えば、自分の家庭を第一に考えた行動とも言えるし、危機感を持った行動とも言えるけれど。

悪く言えば、自分勝手、身勝手な行動にもなり得るのです。

今回のケースは。

実際のところ誰が言ったかも分からないガセネタのようなもので。
(新型コロナの状況によっては多少の供給不足はあり得るかもしれないけれど)

今のところ実際に供給が不足している訳ではないので、軽い混乱で済むかもしれません。

しかしこれが震災の時のように現実的に供給が追いつかないと言った状況になれば。

生きるための物資を争うのが人間で。

とても難しい話になります。


はっきり言って。

正直者がバカを見る世の中ではあると個人的に思います。

社会は弱肉強食で。

大勢の人間が正義で。

大きな声を出せるものが勝ち残る。

いくら正しいと思うことをしてもプライドで飯は食べられないし、景気もなかなかに悪い。

隣のおじいさんが死にそうだからとご飯を分ければ。

こっちの米がなくなるまでタカってくるのが今の日本だと思っています。

良く言えば、貧困国のごとくハングリーな状況で。

悪く言えば、心に余裕のない国になったのだと思います。

これがもし本当ならば。

それはそれで世の中の流れなので、仕方がないとは思います。

誰かが変われ!と言ったところで変わるものではないですし。

今回のような混乱はこれからも続くんでしょう。

思い返せばマスクの品薄もそうなのかもしれませんね。

もはや、何が正しいとか、常識だとか。

そんなものは無いと思います。

普段、常識だなんだと声を上げる人たちがこういう時に真っ先に買い漁るのですから。

なんて。

買い漁ると書くと悪い印象になりがちですが。

私自身はこう言った行動に是も非も無いと思っています。

好きでは無いけれど、間違っているかと聞かれても答えに困ります。

それぞれ事情がありますから。

カルネアデスの板という話もあります。
日本の法律の中でも。
緊急事態の場合、自分の命を守る為に他人の命を犠牲にしても場合によっては罪に問われない事があるわけです。

なんにせよ。今を生きる必須事項は、強く生きること。

それはきっと大間違いでは無いと思います。

なにがし。