他人に頼ったら、何かをしてもらったら、何かを借りたら。
利子をつけて返しましょう。
何でも良いから。
借りた分に気持ちを乗っけて返しましょう。
きっと、いいことがあります。
今日は、そんなお話です。
人はタダでは動かない
もちろん、親切な人はいます。
でも、その人はなぜ親切にするのでしょうか?
理由はいろいろあります。
例えば。
自分が他人に何かお願いして、快くやってもらったとしましょう。
その親切の理由は何でしょうか。
いいことがあった、単純に気分が良いから。
貸しを作っておきたいから。
その人にとっては大したことじゃないから。
相手のことが好きだから、もしくは好意を持ってもらいたいから。
後々、何かの形で自分に返ってくると期待しているから。
良い人アピール。
などなど。他にもたくさんあります。
何れにせよ本音を探ると実は。
自分のために親切をする場合は少なくありません。
むしろ何のバックも期待せずに、というのは少ないとまで言えると思います。
お礼は何でも良い
だから。
ちょっと余分にお礼をするぐらいがちょうど良いと思うんです。
余分にお礼をするとその時点では損かもしれません。
でも。
それが功を奏したなら。
きっとまたお願いを聞いてもらえると思うんです。
もしくは、相手がお願いをしてくる場合すらあります。
いわゆるプレゼント交換みたいな感覚です。
プレゼント交換の経験がある人ならわかると思います。
例え同じ値段のものだとしても。
誰かの為に何かをした(プレゼントを買った)、してもらった(プレゼントをもらった)。
というのは心の距離を縮める効果を期待できます。
お歳暮やお中元、年賀状の渡し合いという古き良きやりとりみたいなものです。
最もこれらは今は廃れつつあるのですが、きっと基本的に好きな人は好きです。
そういう間柄はとっても良い距離感になると私は思います。
お互い、気軽にお願いをし合えるような関係性。
そういうところから。
お互いの言いたいことを言い合える関係、素の自分で接することができる素敵な関係にも発展していきます。
その為に。
まずは自分が借りて、余計にお礼するというスタート地点になるということです。
人によっては、こういう言葉で書いてしまうと腹黒いとか不快に感じさせてしまう場合もありますが。
意図的でなくて良いんです。 別にいらないのに借りる必要はありません。
ただ単純に、たまたま誰かの助けが必要になった時でいいんです。
そのお礼をするタイミングでいいんです。
ありがとうの言葉と、缶コーヒー。
助かりましたの言葉と、ちょっとしたお菓子。
それぐらいで十分だと思います。
渡しすぎると逆効果にもなりますから、それぐらいがきっとちょうど良い。
お礼の言葉を、相手への気遣いを添えて。
そういうことが自然にできると、なんか信頼されるような気がしてきませんか?
男性同士だと少しこっぱずかしいかもしれませんが。
これができるだけでグンと人としての株が上がる場合すらあります。
まずは意識して、慣れたら自然に。
良かったら、参考にしてみてください。
なにがし。