今日は少し、人間関係におけるテクニックを語りたいと思います。
主に、普段接する人で。
中々上手く付き合えない人に対してのテクニックです。
テット・フォー・タット作戦なんて言われたりするものです。
人は、優位に立ちたい
基本的に人は、他人より優位に立ちたいものです。
だから。
例えば、いつもニコニコしている人なんかは下に見られてしまうことがあります。
あの人は、少々のことでは怒らない。
そんなイメージが良く働いてくれれば良いのですが、
悪く働いてしまうと、少々の失礼は大丈夫だろうと思われてしまったり。
ちょっとぐらい不利益を与えても、無茶なお願いをしても大丈夫だろう、となってしまいます。
いわゆるいじられキャラなんていうのはその典型ですね。
テット・フォー・タット作戦
いじられキャラを美味しいと思う人もいれば、そう思わない人もいます。
今日は特に、そう思わないけれど、なんかいじられてしまうそんな人に。
人より怒られてしまうそんな人に。
テット・フォー・タット作戦をお伝えしたいと思います。
テット・フォー・タットとは。
売り言葉に買い言葉。
やられたら、やり返す。
日本語的にはそんな意味でしょうか。
一般的に、優しい人や怒らない人は、反撃しないからそう言われます。
それ自体は別に悪いことだとは思いませんが、
他人の受け取り方によってこれは、付け入る隙になります。
これを潰すのです。
あくまでこの時だけ。
相手が、良くしてくれたらちゃんとそれを返す。
相手が、何か無礼なことを働いたら無礼で返す。
これだけです。
あくまでも、相手のしてきたことをそのまま返すというのが。
このテット・フォー・タット作戦の全てです。
テット・フォー・タット作戦の弱点
テット・フォー・タット作戦は心理学界隈では比較的、有名な考え方ではあるんですが。
ぶっちゃけ私は思うのです。
それが出来たら苦労はしない、と。
嫌なものは嫌と言えるのなら、いじられキャラにはなりません。
いくら相手が強く言ってきた時だけとはいえ、それが出来たら苦労はしません。
それが出来ないから、困ってるんでしょうが!と言いたくなります。
そこで私は付け加えたい。
言われたことが面白くなかったら、別に言い返さなくてもいいと思います。
テット・フォー・タット本来の考え方からは少し逸れるかもしれませんが。
可能ならば無視でいいと思います。
もしくは表情や、ため息なんかで表現してもいいかもしれません。
少しずつ態度で示していく作戦とでも言いましょうか。
ちょっと弱くはなりますが、それまで笑ってごまかしていたならば。
意外とそういうちょっとした仕草も刺さるものです。
そこでもし、相手がふっかけてきたならば。
ちょっと嫌だったんだ、と伝えやすくもなります。
そうで無いならば、それはそれで。
少しずつ態度で示していくという作戦がいいのかなと思います。
おわりに
もちろん、言えるならば言うのが早いのは言うまでもありません。
しかしながら。
実際のところは、こんなものかなぁと思います。
あとは、忘れてはいけないのが。
良いことをしてくれた時は、できるだけ早く、きちんとそれを伝えることです。
どれだけ、嫌いな人でも。
お礼はお礼。それはそれ。
気持ち的に切り替えは難しいかもしれませんが。
それができることは実は、とても大きいと思います。
嫌いであれなんであれ。
感謝を伝えるべき時は、はっきりとそれを伝える。
少なくともそれをやるだけでも、ちょっと見え方が変わったりします。
お礼を言われたらそりゃ、誰でも嬉しいものですからね。
そんなところだけでも、拾っていってもらえたら幸いです。
なんて。
なにがし。