病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

完璧なんて求めなくていい。

病んでる人の中には。

完璧主義者という特徴がある人がいます。

そんなところを今日は、考えてみたいと思います。

完璧主義とは何か。なぜ病むのか。なぜ完璧主義になるのか。

完璧主義者とは

スタイルは様々あります。

完璧にこなしたい。
ミスをしたくない。

大きな意味ではこの二つの特性を強く持った人かと思います。

完璧主義者が病む理由

完璧主義者だからこそ。
心に負担がかかってしまうことが多くあります。

完璧にこなしたい、ミスを避けたいが故に、

  • 神経質になる

  • 知らないことはやりたくない

  • 助けを求められず、一人でやろうとする

  • 融通やアドリブが効かない

  • 不安要素や分からないことが嫌い

  • 他人に厳しい

  • 手抜きが出来ない

などなど。

もちろん全てが悪いわけではないです。
しかし、これらの特性は心に負担がかかりやすいんです。
うまくいけば、やりこなせれば当然立派です。
しかし。
一歩間違えば病みます。

完璧を求められるという背景

ある程度の年齢になれば、仕事の責任も大きくなります。
そもそも中小企業だと、属人化(特定の人のスキルに依存する業務)も多く。
だからこそ、こういう心理状態で仕事をしなければいけなくもなる。
それは分かっているのですが。
誰にもそういう適正があるわけでもなく。

残念ながら心が折れてしまうパターンも出てきてしまうんですね。

日本人は勤勉で真面目。
そんなストイックな人間性を持つ人が多いのは事実です。

もとより完璧主義な人と、仕方なくそうなる人。

どちらも存在します。

無理はいけない

完璧主義なこと自体はすごいことだと思います。
はっきり言って個人的には尊敬に値します。

でも。

心を病むほどやっちゃいけない、そうも思います。

状況や環境に振り回されて。
そうならざるを得ないタイミングがあるのは分かります。

しかしどこか。

実は気を抜いてもいい場所はあったりもするはずです。
いくら仕事といえど、24時間365日全て捧げるものでもありません。
可能ならやるのは別に構いませんが、
無理だと思うならやめておきましょう。

時には抜いて、リラックスして、深呼吸しましょう。

実は気張りに気張っても、どんなに完璧主義を貫いても。

肩の力を抜いて仕事をする人とそんなに変わらない結果になることもあったはずです。

おわりに

仕事のスタンスとして。
完璧主義なのはむしろ尊敬に値します。
私ごときが人の仕事のスタンスにケチをつける立場でもないと自負しています。

うまくやれるに越したことはないし、やれるならばそれでいいと思います。

しかしながら。

無理をして、背伸びをしてまで完璧主義を貫こうとしている人に対しては。
ちょっとリラックスしようよ、なんて言いたくなります。

自分の成長のために、自分を追い込んでいるならば向上心があってすごいことだと思います。
ならば自分のやれる範囲でやればいいと思います。

しかし環境に振り回されてしまっているのであれば、ちょっと深呼吸案件です。
周りを見て、一回離れて。

それでもう一回自分の状況を整理してから、やってみましょう。

なんにせよ、無理は禁物です。

人生は山登りが如く。
成長のためのギャンブルは絶対ダメとは言えないけれど。

一歩一歩着実に歩くことも大事だと、私は思います。

なにがし。