その。
些細なことを大きく捉えるから物事踏み出しにくくなってしまうのかな、と思います。
決断そのものよりも、その後の努力の方が圧倒的に大事。
今日はそんなお話です。
決断の前の悩む時間は、得るものが少ない
物事、何をやるにしても。
決断することは勇気がいります。
決断をしよう、となった時。
これをやったら後がどうとか。 あれがこうなるとか。何やらかんやら。
良いことも悪いこともアレコレ考えてしまいます。
ぶっちゃけ、決断の段階の思考なんて私は大して役に立たないと思います。
未来のことですから。
やってみたら意外と良かった。
やってみたら思ったより良くなかった。
そんなことはたくさん出てきます。
それなりの年齢になれば、決断もいくつかしてきたはずです。
おそらく。
やってみたら意外と〇〇だったって経験は皆さん少なからず持っているかと思うんです。
やる前にこうなると思った、ということも。
なんだかんだ乗り越えている人が多いと思います。
別に、やめたらやめたでもそんなに大きな人生の損失にはなっていないと思います。
だから。
決断なんて、思いつきの即断即決で良いと思います。
やりたいのか、やりたくないのか。
それで十分だと思います。
悩んだ時間はそれはそれで無駄とまでは言いませんが、
やってみて得られる経験に比べたら、小さなものになってくると思います。
即断即決には勇気がいる
即断即決には、勇気がいるんです。
でも。
大事なのは、経験だと私は思います。
確かに、何かの決断をして。
ちょっと考えれば分かることを見落として、後悔することはあります。
これはかなり悔しいもので。
考えれば分かるからこそ、見落とした時のショックは大きいです。
しかしながら。
こういう経験こそ人を育てるのかなぁと思うんです。
一度間違えれば次はそのポイントに注意が向きます。
繰り返し間違えれば間違えるほど経験となります。
それはそれで悪いものじゃないと私は思います。
あるのかも分からない落とし穴を探して、1cmだけ前に進むか。
落とし穴に落ちても良いから、10m進むか。
もちろん考え方は人それぞれなので、どちらでも良いとは思いますが。
私は、あるのかも分からない落とし穴を探して、何年もそこに留まった経験があるので。
今は後者を選択するようになりました。
決断の瞬間は、あっという間
決断の瞬間には、様々な種類があります。
電話一本。挙手一回。
返答一声。ボタンをひと押し。
ハンコをポン。
その多くは、たったの一瞬だと思います。
それで全てが動き出します。
なので。
勇気が必要なのはその一瞬だけです。
あとは野となれ山となれ。
腹をくくるしかありません。
不思議なもので。
その一瞬を超えたあとは頑張ろうという気も湧いてきます。気分が変わります。
もちろん、不安もあるかもしれません。
しかし物事が動き出した以上、その時は自動的にやってきます。
何かをやらなければ、動き出さなければ、自発的、能動的でなければ。
人はどうしたって成長の限界にぶち当たります。
その壁を破る為の決断という出来事はほんの一瞬です。
人生はまだまだ続きますし、いつ終わるかわかりません。
それを考えれば。
ずっとずっと小さな、決断の勇気。
そんな感じかなぁと私は、思います。
おわりに
決断したいけど、中々できないという話は結構多いと感じます。
こう言うとアレですが。 ならばやってしまえ、と私は思います。
経験上、やりたいと思うから悩むのかなぁと思うんです。
大してやりたくないのなら、忘れます。
それができないから、困る。悩む。
話を聴かせてもらうとそんな人が大半で。
矛盾しているようですが、できない、やらない理由を探している人が多い印象です。
もちろん。
真剣に悩む人もいるので、そこは話をしてみないことには分からなくもあるのですが。
苦しんでいるならばこそ。
決断における一瞬の勇気を、あと少しの勇気を。
持てたらいいなぁと個人的には思ってしまいます。
なんて。
なにがし。