人気の無い、鬱蒼と木々が生い茂る木々の真ん前に車を停めて、
ブログを書いたりしています。
ふと、目の前の木を見ると。
風で枝葉がゆらゆらと揺れている。
そして時折。
木々が突然、笑い出すかのように。
強い風に煽られてバサバサとなびく。
奥の木の枝が大きく揺れたり。
手前の小さな赤い葉がこちょこちょと揺れたり。
少し長い時間、木々が倒れるように葉が揺れたり。
おいでおいでと手招きするように動いたり。
凛とした表情の、風になびく前髪のようにサラサラと流れたり。
見ていると、意外と飽きないもので。
想像力豊かに、これも何か人生のヒントにはなるまいかと目を凝らしている。
チャンスは、貯めておけない。
そこにあっただけの木々や枝葉と。
たまたま停めた車の角度が、その時だけの風景を見せてくれる。
きっと、
世の写真家や画家は、こういうものを良きものと感じ取って。
そして切り取って私たちに見せてくれるのかなぁと。
そんな風に思う。
私は写真家でも画家でも無いけれど。
今思ったなんとなくの自分の気持ちならば切り取って、書き残すことができる。
こんなことしかできないし、
だから何?って思われることも想像の範疇ではあるけれど。
なんかこう。
世の中の誰か一人でも。
たった一瞬でも。
五分後には忘れてしまうとしても。
あー、そんな時もあるよね。わかりみが深い。あーし気持ち分かるよ。
なんて思ってくれたらそれで贅沢すぎるかなと。
そう思うのです。
きっと。
私は、一人じゃ無い。
今日も。
こんなものでも読んでくださる方に感謝です。
人ならざる緑と赤と茶色のモンスター達を見て。
最後に浮かんだのは、感謝でした。
今はもう。真っ黒だけど。
なんて。以上です。
なにがし。