病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

勉強しても頭に入らない時の対処法を語る。

いくら勉強しても頭に入らない。

そんな時ってあると思います。

子どもの頃から。
上手に勉強してきた人、自力のある人ならともかく。

やっぱり勉強そのものは苦手な人っていると思います。

勉強しなくてはならない、そう感じてしまっている人に。

しなくてはならないは苦しい、したいは楽しい

ものの受け取り方は、気分と精神的なものに左右されます。

楽しい時間はあっという間で。
嫌な時間はいつまでも終わらない。

そういう記憶は誰しもあるかと思います。

勉強が苦手な人は。
やっぱり、勉強が楽しくないんです。

時計を気にし出したら、いつまでも時間のことばかり考えたり。
余計なことをして時間を潰そうとしたり。
私もそうやって授業を受けていた記憶があります。

こうなると。
当然、記憶にも定着しません。
ただただ無駄に時間を過ごすことになります。

社会人ならばなおさら時間は貴重なもので。
使命感を持って取り組んでも、結果が出なかったりすればやる気を奪われます。

そんな時、どうしたらいいのでしょうか。

しなくてはならないをやめる方法

しなくてはならない思考を何とか消し去るしかありません。

心を無にして、反復を重ねればある程度は立ち向かえるかもしれませんが、効率が良くありません。

何のために、何の勉強をするのかによって方法は様々ですが。
ざっくりと方法を書いていきたいと思います。

興味を持つ

まずはこれです。
興味のないことを学ぶことは勉強でしかありませんが、
興味があることを突き詰めることは趣味とも言えるでしょう。

勉強ではなく、趣味であれば抵抗感も薄れるかと思います。

ではどう興味を持つかです。

本や漫画、ゲームや小説、youtubeなど。
勉強する事柄に関するこういうものがあればまずはとっつきやすいと思います。

どんな形であれ。
ノートに書くことや参考書を読むことなどにこだわらず、まずはその分野に触れることが大事なのかなぁと思います。

これを学ぶとどうなるかを考える

何かを学ぶということは、それなりの目的があるはずです。

転職のために学ぶ。
なりたい職業のために学ぶ。
仕事のスキルアップのために学ぶ。

何かがあるはずです。

目的があるならば、それを達成することによって味わうことができる何かも同時にあるはずです。

なりたい仕事ならば、その職に就いてやりたいことがあるのでしょう。
仕事のスキルアップならば、出世して給料があがるかもしれません。

そうなったならば、何をするか。

給料が上がれば、欲しいものはなんでしょうか。
憧れの仕事でやりたいことはなんでしょうか。

下心と言われればそれまでですが。

そういうものを考えれば、目の前の勉強はそこに至る過程でしかないということに気付けるはずです。

そうなったならば。
勉強に向き合う姿勢もまた変わってくるのではないでしょうか。

子どもへの伝え方を考える

ここまでは。
言わば社会人、高校生ぐらいまでの話でした。

では。

それ以下の子どもたちにはどう伝えるか。

ここがとても難しいと思います。

社会人ならば。
ある程度の理想があって、それに向かおうというエネルギーがあります。

しかし子どもたちは。
未来のために勉強をするということの意味が、はっきりと分かっていない子が少なくないと思います。

なぜ勉強するのか。
なぜいい学校を目指さなくてはならないのか。
なぜ宿題をやらなくてはならないのか。
なぜ遊んでばかりいると怒られなくてはならないのか。

最近はyoutubeなどで色んな大人の主張を目にすることが増え、
私たちの年代よりもずっと大人びている子どもたちでも。

やっぱりこういう部分は変わらず、理解することが難しいと感じます。

それはそうです。

やる意味のわからない勉強よりも、友達と遊んでいる時の方が明確に、格段に楽しいのですから。

楽しいことをやらずに自制して勉強することを選ぶ、というのは。
自制心の未熟な子どもには分かりづらい。

だからこそ難しい。

伝える方法はいくつかありますが、それはまたの機会に。

一つ言えるのは。
勉強しなさい!という言葉は諸刃の剣であるということです。

言いがちですけどね。

無理やり勉強させる1時間と。
なぜ勉強するのかを伝える30分では価値が圧倒的に違います。
そして。

勉強する事柄に興味を持ってもらうような時間ならば、10分だとしても。
とても大きな意味を持つのではないのかなと思います。

何のために勉強をするのか。

親ならば、子にをそれを説くという時間が不可欠かと思います。
行動で示すということも含めて。

なんにせよ。
子どもと向き合うということが第一だと思います。

そもそも子どもの学習能力は非常に高いのですから。

ただ、その使い方が分かっていないだけならば。
どう使っていけばいいかを教えればいいのかなと思います。

おわりに

・勉強しなくてはならないという感覚を捨てる

・興味を持つ、目的や理想を考える

・子どもに勉強しなさいは禁句

学ぶことは、人生のほとんどと言ってもいいのではないかな、と私は思います。

日々新しいなにかが出来る。事柄が起きる。

どこかの時点で、全ての知識が完成するということはあり得ないのですから。

何かの勉強をしたから、ここまで知ったからOK、ではないんです。

車の免許だって、筆記試験を通ったとしても。
日々運転する中でここは注意しなきゃいけない、こうしたら燃費が上がる、駐車のコツなど学ぶことが沢山ありますよね。

こんなことを今日は。

伝えたいなぁと思いました。

なにがし。