領域、境界、境目。
呼び方は様々あれど。
ここからこっちはこう。
ここからあっちはどう。
というものですね。
古来から大事なものと考えられていたこれが、今回のテーマです。
境界は、昔から大事
京都の寺社仏閣を結ぶと、ある地点を中心に六芒星が出来上がるとか。
鳥居の向こうはどう、とか。
陰陽道やら、なんやら。
そういうものにおいて特に。
境界というものは重要とされてきたと言われています。
エ◯ァンゲリオンのATフィールドも、心の境界とか。
心の境界と、効果
心の境界。
人と人の間の心の壁。
物事に対しての心の壁。
そういう表現が使われることが多いのですが、これも心の領域や境界の話で。
私はかなり、大事なことだと思っています。
仕事でも、人間関係においても。
ここから先は手を出さない、という感覚があるかどうかっていうのはとても大きいと感じます。
境界があることによって、その人の存在は際立つ。
そんな感覚があります。
ドラマでも何でも、ちょっとミステリアスな人が興味を掻き立てられるような感じですかね。
はたまた、きっちりと仕事をこなす人。
こち亀にバイクに乗ると豹変する人が出ていましたが、それもそうですかね。
ここからはこう。
そういうものが明確だというのは、つまり人間性が際立つ。
そうじゃない人を否定するつもりはないです。
ただ、こう言う特性もあるよということを認識しておければいいのかなと思います。
境界を超えるということ
境界が明確であればあるほど。
それを超えた時の周囲の反応とか、自分の変化を感じることがあると思います。
家事は絶対にやらないと言っていた父親が、定年退職を期に家事をし始めた、とか。
境界があるからこそ。
それを破るということが何かの意思表示になったり。人間的な成長につながったりします。
もちろん、それによって悪いことも起きたりはするものですが、おおよそプラスの効果が大きいような気がします。
おわりに
何であっても。
見えないものに線を引くというのは、拠り所のないコミュニケーションだったり人付き合いに大きな影響を与えると私は思います。
境界、領域というものが古来より大事にされてきた理由が、何となくでも伝わってくれたなら幸いです。
なにがし。