病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

人は変わる、良くも悪くも。

f:id:tpippi:20200627211504j:plain 個人的な話ですが。
私が昔、カウンセラーの講習を受けていた時に。

人の心が変わる、と言うことを受け入れられなかった経験があって。
自分のセンスのなさに苦しんだことがありました。

日常生活の中でもそれはとても多く。
日々、学ぶことがやってくるものだな、と感じています。

今日はそんな、

心の変化と、他人のそれに触れることについての話を。

人の心は移りゆくもので、そしてその中には変わらないものもあって。
矛盾したものが一つの器の中に混在しています。
その矛盾した存在そのものが人で。

そういう部分を理解しておくと、違ったものがまた見える気がします。

心は、移りゆく

心は、移り変わります。

体調によって。
調子が良ければ受け取り方も柔らかく。
嫌なことが重なったりすれば、怒りっぽくなったり。

何もなくても、変わります。

私もよく感じるのですが。
ブログを書いていて、書きかけの記事を読み返した時。
または過去に書いた記事を読み返した時。
ぶっちゃけ、何でこんなことを書いてしまったのかと思ったりします。
その時は真面目に書いたはずなのに、いつもの自分では無いような感覚。

昨日は死ぬほど苦しくても。
今日はまぁ、いいかという感情。

慣れ、成長、進化、感情の波。
呼び名は様々ありますが、こんなようなもので日々の心は移りゆくものだと私は思います。

変わる心と変わらない心

記憶には、短期記憶と長期記憶があるように。
心にも、短い周期で移り変わるものと中々変わらない部分とがあると思います。

日々の感情の振れ幅が前者。
強く持った矜持や座右の銘、人格、習慣などが後者だと思います。

これらは出どころは脳で同じだとしても、特性はそれぞれ全くの別物で。

ここを理解することが非常に重要な部分だと思います。

何と向き合うのか

あの時あなたはこう言ったでしょ!

そんな喧嘩をよく耳にします。

確かに、人は自身の発言に責任を持たなくてはならない場面があります。
言った言わないで裁判沙汰になることもあるので、理由はどうあれ発言には責任が伴うものです。

しかしながら。
言われる側としてどう判断するかは、とても大事なのかなと思うこともあるんです。
裁判ほど大きな話にならなくてもこういうやりとりは日常茶飯事です。

口約束に涙を飲んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。

信頼していた。
裏切られた。
あの時こう言ったのに。
話が違う。

その場だけの、変わりゆく浅い感情を。
あたかも未来永劫変わらないようなものだと捉えてしまうと。
痛い目を見てしまうことは、往々にしてあるものです。

人を信じることは悪いことだとは思いませんが。
自分が何を信じようとしているのかは、知っておくべきだと思います。

でなければ。

いつだって痛い目を見るのは、言われる方です。

おわりに

変わることは美しくて、時に何よりも残酷で。
変わらないこともまた美しくて、時に何よりも残酷です。

相手の心も、そう簡単には分からないものなんですが。

少しずつだとしても。ひとつの出来事だとしても。

目の前の人間の心に触れるという経験は。
裏切られようと何だろうと、人が成長するためにとても大切なことだと私は思います。

綺麗事でまとめるのは今日は嫌なので、はっきり書いてしまうと。

その経験がなければ、絶対に人は成長しない。
と、いうことを今日は伝えたいと思いました。

世の中には、いろんな意味で。
自分にないものを他人の持ち物から奪って補おうとする人がいます。

もちろん全ての人がそうだとは言いませんが、
そういった理由のあるなしに関わらず、少なからず他人の何かを奪おうという存在はいます。

そんな存在と。
どのタイミングでばったり出会うかは分かりませんし、どれだけのものを奪われるかも分からない。

しかし。
形は何であれ、出会うことはあると思います。

自分がそうなるかもしれないし、もうなってるかもしれない。
極端に言ってしまえば、ある程度育った時点でまず、親の時間は奪っています。
友達と遊びに行くことだって、下手をしたらそうなのですから。

必ず出会うと言っても過言ではありません。
むしろ出会っていない、自分がそうなっていないことはほとんどないと思います。

違いは、悪意があるかないか、だけです。

だからこそ。
こういう経験は。それを知ると言うことは。
すごく大事なことだと思います。

悪意を持って奪おうとする人も、決して少なくはありません。

だから。
人の心は変わると言うことに触れるのは、とても大事だと思うんです。

少し斜めのものの見方であることは承知しています。

しかしながら。

そんなことを今日はどうしても。
書きたかったんです。

なんて。

なにがし。