病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

本と言葉と共感の話。

f:id:tpippi:20200628210956p:plain 私は。
気持ちが落ち込むと、本が欲しくなってしまいます。

大体は、衝動買いの類ではありますが、本や言葉から発生する共感のエネルギーが欲しいのだと思います。

今日はそんなお話を。

言葉はすごい

言葉には、言うまでもなくすごい力があります。

そういうものを、いかに自分に取り込んで血肉とするかは非常に大事な考え方です。

ブログも、言葉。
YouTubeやテレビも、言葉。
映画も歌も、言葉。

目で見える光景も、音楽も大事ですが。
言葉はその中でも柱になります。

意思の疎通のために完成された言葉というものを。
まずは大切にしてもいいのかなと思います。

本は語る

いろんな本を読んでいると。
歌やブログもそうなんですが。

その時の自分に突き刺さるものとの出会いがあったりします。

悩み事に対して、元気付けようとしたり。
悩み事に対して、解決策が書かれていたり。
私も悩んでいてさ、と言わんばかりの表現があったり。

本は、意思を持っていないので。
著者のスタンスのままに思いが綴られているだけなので。

そこに、読んだ自分の思いを馳せることができるならば、それは。
まさしく共感の要件を満たすものだったりするのかなと思います。

もちろん、書き方にもよるのですが。

同感でも、同情でもなく。言葉は交わさないけれど共感に近い。
読んだ側の心に突き刺さり、寄り添う言葉となります。

音楽も。
私はインストから歌モノまで聞きますが、心が疲れている時ほど。
その時の心情に合う歌に惹かれることが多く。

その度に言葉の力に助けられているな、なんて感じたりします。

言葉を味わうということ

本も、音楽も、ブログも。

知り合いとの個人的な会話とは違い、不特定多数の人に向けて作られています。

その中で。

自分の心に刺さる感覚を得ると言うことは。

例えば好きなアーティストのライブに行って、自分に向けて手を振ってくれるような感覚と似ていると私は個人的に感じます。

ちょっと盛り過ぎかもしれませんが。

そういう、創作されたものが心に突き刺さるインパクトは決して小さくないというイメージです。

自分は世界で一番苦しんでいる、とか。
今この瞬間に自分以上に苦しんでいる人はいないだろう、とか。
ちょっと諦め気味に、人生こんなもんだよね、とか。

そういう気持ちは時として浮かんでくるもので。

しかし。
そうじゃないんだなと感じることができる。

たった一節の言葉が。たった一言が。

自分の心に渦巻く重い気持ちを吹き飛ばしてくれる。

言葉を味わえば、そんなことも出来るんじゃないかな、と思います。

おわりに

世界は広い。
今この記事を書いていて私は心の底からそう思います。

人間なんてちっぽけです。
だから。
自分の心の中いっぱいに広がった苦しみに、負けてはいけない。

ほんの少しのきっかけで、世界は変わる。

私は少なくともそう信じています。

なんて。

なにがし。