今週のお題「夏うた」と言うことで。
せっかくなんで紹介しようと思います。
艶っぽい声と、隙の無い楽器隊。
高次元のボーカルと、それぞれの楽器の融合は歌モノなんてカテゴリでは決して無いと私は思います。
四重奏とは言い得て妙。情熱的で、暑い夏の夜をさらに熱くさせてくれる、なんてイメージがあります。
日本人の感性によるところがきっと大きいのかな、なんて思います。
椿屋四重奏。
今は解散してしまいましたが。 こう言っちゃなんだけれど、音楽で売れるということの無意味さを私はこのバンドに教わった気がします。
紅白歌合戦に出るとか、オリコンで一位になるとか。お金をたくさん稼ぐとか。
このバンドのメンバーがどんな道を進もうとしていたかは分からないけれど。
素晴らしい楽曲をこの世に残してくれたという一点のみが、私にとってものすごい意味を持っている。
そう思います。
良いものは良い。
すごいものはすごい。
誰かがつけた値段とか、売れたとか、売れなかったとか。
そんなんどうでも良い。
外野がどうのこうの言うことではないけれど。
少なくとも私は。
彼らが残してくれた楽曲を聴けるということが幸せだと感じます。何度も、救われました。
ボーカルの中田裕二さんは今もソロで精力的に活動されています。
興味がある方がいらっしゃいましたら、是非にも。
なにがし。