どうやら私の周りでは出産ラッシュらしく。
今日もまた一人、そんな連絡が入りました。
しばらく会ってはいなかったものの。
たまたまフェイスブックや親の繋がりがあって。
私の方から一方的にその人の様子を聞いていた、そんな関係性でした。
今日は、なんとなく。
そんな私の友人のことを語りたいと思います。
その人は。
高校を卒業してから、いわゆるバックパッカーをやっていて。
日本全国、ひいては海外まで。
いろんな所を旅していたそうです。
世界中のいろんな国の人とフェイスブックで友達になっていて。
その人のおかげで私の友達かも?は外人だらけになっているほどです。
今は。
日本のとある地方に腰を据えて。
子どもと奥さんと、なかよくやっているようです。
奥さんと出会うまでは。
いろんな人と出会い。
いろんな場所で働き。
いろんな生き方を知って。
いろんな価値観を学んで。
自分の終の住処、腰を下ろす場所を求めては。
たくさんの人と出会い別れて、何年も何年も旅をしていたそうです。
昔からバイタリティに溢れた人だというのは知っていましたが。
ここまでだとは思っていませんでした。
こういう生き方は。
私はとてもすごいなぁと個人的に思うんです。
多くの人が。
自分にとっての良き出会いや、心地の良い場所を心に描いても。
それを貪欲に求めることが出来ません。
会社を辞めれば、生活が苦しくなる。
次の就職に不利。
旅に出たい、遠くに行きたいと思っても、有休を取りたいという言葉すら出ない。
お金がもったいないから家にいる。 スマホで遊んで一日が終わる。
これしたいあれしたい、でもできない。
近場に遊びに行ってはため息をつき、またやってくる月曜日に憂鬱になる。
そんなものを、当たり前と断じて。
私もそんなことを思う中の一人です。
生きるって、実はもっともっと自由で。
身の回りの多くの人が、何も言わないからそれに甘えているだけだと。
私は思うのです。
もう限界です!
そう叫ばなければ、人は他人の限界なんて気にしない。
私はこうしたい!
そう叫ばなければ、人は他人が何を考えているかまで気にしません。
言わないのをいいことに。
人は他人に賢くも、ずる賢くも甘える。
それが一つの技術というか、上手な生き方なのは否定は出来ないからこそ。
それが面白くないならそれなりの行動を取らなければならない。
そうしなければ。
他人に人生を食いつぶされて、終わりだ。
そんな風に、私は思います。
願わくば。
いつもそう願っているけれど。
こんな考えは私の狭い見識が故の、妄言であってほしいなと思います。
人生は明るくて希望に満ちていて。
誰かが誰かを常に気遣い、見守り。
座り込めば誰かが手を差し伸べてくれて。
みんなで一緒に肩を組んで歩いてくれる。
世の中そんなに悪いものじゃないよ! 誰か私にそう言ってくれ。
なーんて。
なにがし。