病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

バックパッカーと妄言を語る。

f:id:tpippi:20200824185050p:plain

どうやら私の周りでは出産ラッシュらしく。

今日もまた一人、そんな連絡が入りました。

しばらく会ってはいなかったものの。
たまたまフェイスブックや親の繋がりがあって。

私の方から一方的にその人の様子を聞いていた、そんな関係性でした。

今日は、なんとなく。

そんな私の友人のことを語りたいと思います。


その人は。

高校を卒業してから、いわゆるバックパッカーをやっていて。

日本全国、ひいては海外まで。
いろんな所を旅していたそうです。

世界中のいろんな国の人とフェイスブックで友達になっていて。
その人のおかげで私の友達かも?は外人だらけになっているほどです。

今は。
日本のとある地方に腰を据えて。
子どもと奥さんと、なかよくやっているようです。

奥さんと出会うまでは。

いろんな人と出会い。
いろんな場所で働き。
いろんな生き方を知って。
いろんな価値観を学んで。

自分の終の住処、腰を下ろす場所を求めては。
たくさんの人と出会い別れて、何年も何年も旅をしていたそうです。

昔からバイタリティに溢れた人だというのは知っていましたが。
ここまでだとは思っていませんでした。


こういう生き方は。
私はとてもすごいなぁと個人的に思うんです。

多くの人が。
自分にとっての良き出会いや、心地の良い場所を心に描いても。
それを貪欲に求めることが出来ません。

会社を辞めれば、生活が苦しくなる。
次の就職に不利。
旅に出たい、遠くに行きたいと思っても、有休を取りたいという言葉すら出ない。
お金がもったいないから家にいる。 スマホで遊んで一日が終わる。
これしたいあれしたい、でもできない。
近場に遊びに行ってはため息をつき、またやってくる月曜日に憂鬱になる。

そんなものを、当たり前と断じて。

私もそんなことを思う中の一人です。

生きるって、実はもっともっと自由で。
身の回りの多くの人が、何も言わないからそれに甘えているだけだと。
私は思うのです。

もう限界です!
そう叫ばなければ、人は他人の限界なんて気にしない。

私はこうしたい!
そう叫ばなければ、人は他人が何を考えているかまで気にしません。

言わないのをいいことに。
人は他人に賢くも、ずる賢くも甘える。
それが一つの技術というか、上手な生き方なのは否定は出来ないからこそ。
それが面白くないならそれなりの行動を取らなければならない。

そうしなければ。

他人に人生を食いつぶされて、終わりだ。

そんな風に、私は思います。


願わくば。
いつもそう願っているけれど。
こんな考えは私の狭い見識が故の、妄言であってほしいなと思います。

人生は明るくて希望に満ちていて。
誰かが誰かを常に気遣い、見守り。
座り込めば誰かが手を差し伸べてくれて。
みんなで一緒に肩を組んで歩いてくれる。

世の中そんなに悪いものじゃないよ! 誰か私にそう言ってくれ。

なーんて。

なにがし。