日が短くなってきました。
夕方仕事が終わって、車の中でいつも本を読んでいる時間があるんですが。
そろそろ街灯の下に車を停めないと、字が見えなくなってきました。
刻一刻と。
一日が過ぎ、一週間が過ぎ。
日の長さが変わって。
年が変わる。
最近思うのです。
人生は、きっと頑張らなくてもいい。
最低限の稼ぎさえあれば老後の二千万だってどうでもいい。
きっと、なんとかなる。苦しいんだろうけど。
面倒なあの人も。
自分を苦しめるあの人も。
仲の良いあの人も。
もちろん自分も。
いつか黙ってても、死ぬ。
どれだけ苦しくても、泣いても喚いても。
一日は24時間しかなくて。
それを何回も繰り返しているうちに、何となくどうにかなる。
そんな風に思うようになりました。
それぐらい過ぎ去る時の流れは無情で。
ちっぽけな存在はちっぽけなままに。
何もしなければ何も無いままに。ありのままに。
人を平気で置き去りにする。
そんな風に感じます。
もちろん、個人的には。
だからと言って何もしないのはもったいない(貧乏性)なので。
もがいてもがいて生きていく予定です。
しかしながら。 ふと気をぬくと変化のないただ過ぎ去る時に、身を委ねる自分もいて。
こういう生き方ってなんなのかな?と。
いいのかな、悪いのかなと自問自答したりもします。
いろんなことは考えているけれど。
私ごときは言うまでもなく、ひたすらに未熟者で。
もっともっと、いろんな生き方の扉があったりするんだろうなぁと。
思ったり。思わなかったり。
今日の東北は肌寒い。
寒くなって、日が短くなると。
こんな物悲しい思考に囚われることが多くなります。
むしろ好きなんですけどね。この感じ。
後ろ向きじゃなく、前向きに。
なんて。
なにがし。