ルールや規律をきっちり守る人。
そういう人をあなたはどんな人だと感じるでしょうか。
こう聞かれるとまぁまぁの割合で、真面目な人という返答が返ってくると思います。
ルールや規律を守る=真面目、そんなことを思う人は少なくない。
私ははっきり言って。
ルールや規律をかなり守るタイプです。
でも、決して真面目なわけではありません。
理由はこの後書いていきますが、
すごく微妙なラインのこういう人は地味にいると思っています。
もし、同じ様なことを思う人がいたらなぁなんて思いながら書いてみます。
身の回りに真面目だと思う人がいるならば。
こんな考え方もあったりしますよ、ということも伝えたいと思います。
真面目の定義
まずは基本から行きましょう。
真面目って何?というお話です。
辞典などで調べると。
嘘のない、誠実な。
そんな言葉が並んでいます。
真面目な人は嘘がなくて誠実な人、ということになりますね。
ルールや規律を守るけれど真面目じゃない理由
私がそう言うのには、個人的な理由が二つあります。
一つ目。
私がルールを守るのは、誠実な気持ちなどではなく怒られたくないからです。
そもそもかなりの負けず嫌いなので、怒られるという凄まじい負けっぷりを人に見せたくないのです。
二つ目は。
怒る、叱ると言う行為を人にさせてしまうことがとても申し訳ないと感じるからです。
ルールや規律を破ったのがバレると、罰を受けますね。
自動でタライでも落ちてくれれば良いのですが、現実的には罰は人が与えます。
極力、その原因になりたくない。
立場上、人の上に立ったことがある人ならその気持ちが分かるかなぁと思います。
その結果、後から慰めあったり、他人といろいろ言ったり言われたり。疲れたり。
憎しみあったり落ち込んだり、変なことにまで発展したり。
怒るや叱ると言う行為はいろんな影響を及ぼしてしまうので。
私は率直にそうなってほしくない。
もちろん、それによって起こる様々な出来事は、思いもよらないほど良い方に転がったりもするものなんですが。
しっかり叱れる人とそうでない人がいるので。
私は基本的には、そうならない様に努めます。
そういう理由で私はルールも規律も守るのです。
(緊急事態に対応するぐらいの甲斐性はありますが)
簡単に書いてしまうと、面倒だから。
堂々とそんな下心を持ってルールに従います。
こんな考え方は決して、誠実とは言えませんよね。
行動だけ見れば結果的に真面目な人と似通っているからそう捉えられるのかもしれませんが。
真面目な人の立場で考えると、なんだかとても申し訳ないと思ってしまうのです。
まとめ
と言うことで。
ルールは守るけれど不真面目な私のような人間はいます。
〇〇さんは、真面目だもんなぁ。
と、言ってしまうことがある人もいるのではないでしょうか。
私の様な考えを持つ人に言うと、あぁ理解してくれていないのね、なんて思われます。
清廉な人はそう多くはいません。
もちろん、ちゃんとしている人もいるけれど。
おわりに
こんなことを書いて何を伝えたいのかと言うと。
こんな人間もいるよ、と言うことを書きたかったのと、ちょっとした自己開示と。
そういう考えによって救われる部分も人によってはあるのかもしれない、と思ったからです。
世の中には、他人に振り回される気質の人がいます。
強くモノが言えず、強い他人に従って、自分の意思を押し殺して生きている。
私も、その中に含まれるかもしれません。
しかし。
戦うのが嫌なら、ある意味ではルールを守れば良いだけで。
その上で自分の有能さをアピールする方法なんていくらでもあるんじゃないかと思います。
戦いたくなくて逃げるのと。
戦わなくて良い方法を学んで実践するのと。
戦わずに知らんふりするのと。
結果的な行動は一緒でも、意味は明確に違います。
自分を変えろ。強くあれ、そんな考え方も一つ。
そして今回の記事の様な考えも、一つ。
そんなことを今日は書きたいと思ってしまいました。
ただ。生きていればいずれ、戦わないといけない時が必ずやってきます。
そんな時。
のらりくらりと生きてきた私の様な人間は高確率で苦労します。
そんなことも伝わってくれれば幸いです。
なにがし。