得たものは、忘れやすい。
それは自分の手元にあるからで。
何かを得た喜びも、いつしか薄れて。
そこにあることが当たり前になり、日常となる。
そうやって変化していくのが人間で、昔からそれは無情だといろんな人が詠ってきたけれど。
得た人の視点ではなく、得られた側の視点からしたら。
それはそんな生やさしいものでは無くなるのかなと。
今日は思いました。
この曲の様に、釣った魚に餌をやらないなんて話があるけれど。
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人は得てしてそんなもの、なんて解釈じゃ納得できないというのが人の性で。
対象が人であれば、物言わぬ自然などとは少し、話が違う。
そうならない為の努力は、きっとちゃんと向き合えば出来るのだけれど。
目の前にある現実がそれを阻んだりもするし、そもそも人体の理屈に抵抗するみたいな話なので、やっぱり簡単ではない。
じゃあ忘れるのもしょうがないよね、いやいやちょっと待てと堂々巡りになる。
今考えていることの場合は、人でも物でもないのだけれど。
もしそれに意思があったなら。人だったなら。
たまったもんじゃないだろうと、そんなことを思いました。
言いたいことは一つ。
自分をしっかり持つこと。
そしてたまには自分の手の中にあるものをしっかりと、見つめよう。
なんて。
自戒を込めて。
なにがし。