いよいよ稲穂が頭を垂れ始めました。
あと少しで、収穫の時。
農家の方々は、どれほどこの時を待ちわびていたのだろうか。
そんな風に思いを馳せずにはいられません。
季節はもう秋です。
努力と一緒で。
農作物は、一日二日で結果が出るものではありません。
田んぼや畑の準備から始まり、苗を育て。
土に植え、雑草を刈り。晴れの日は水をやり、雨の日は水の量を調整して。
曇りの日は心配し、晴れの日も心配し。
途方もない時間をかけて、実りの瞬間を待つ。
私も子どもの頃は田んぼや畑を手伝っていて、収穫の朝を迎える喜びを知っています。
そしてそれが、何にも代えがたいものであるということも。
もう少し。あと少し。
後の世で。
今年は人類史に残る程、色々あった年とされるだろうけれど。
新米の味はきっと、変わらない。
なんて。
なにがし。