あぁ、今日は病んでるなぁ。
そう感じる人は、わりかし依存体質だったりするもので。
特に身近な、コーヒーやお茶、エナジードリンクに含まれるカフェイン依存の話をしたいと思います。
カフェインにあまりにも依存すると。
カフェイン中毒という診断を受けることもあります。
これは皆さんもご存知であろうニコチンや、覚せい剤などと同じ薬物依存による中毒症状と同じようなものです。
ぜひ、興味を持っていただければと思います。
カフェインの効果
難しいことは専門家の方がしっかり書いていると思うので私は簡単に書きます。
早い話が興奮する、ということです。
興奮して目が覚める。
興奮して疲労感を和らげる。
自律神経に働きかけるということです。
適度な摂取に関してはそこまで問題はありません。
しかし依存性が多少なりともある以上、摂取の目安を超えてしまうこと、コントロール出来なくなることが問題なんです。
カフェインの適度な摂取量とは
これもざっくり書きます。
一日当たり400mgが目安とされています。
(妊娠中の方は200mg前後です)
下の表を参考にしてみてください。
これらの飲料に加え、エナジードリンクもあります。
少し値段の高めのものから、ごく最近では普通にペットボトル飲料のものまで発売されています。
400mg、守ることが出来ていますかね?
カフェイン依存
カフェインは、タバコと同じく身体依存と精神依存があると言われています。
毎朝出勤の時にエナジードリンクを飲む。毎日決まったタイミングでコーヒーを飲む。
そういう習慣そのものが中々やめられないのが身体依存です。
精神依存は単純にカフェインを断った場合の離脱作用などに苦しみ、再び飲用することです。
朝、すっきりしないからと言っていつも飲んでいるコーヒーを増やしたら。
今度はその量が基準になり、気付いたらとんでもない量を摂取していた、なかなか減らせない、なんてことがよくありますね。
依存の先には、何もない
なんでもそうなんですが。
依存の先にあまり多くのものはない、と私は思っています。
もちろんそれによって救われる人もいるかもしれません。
なので一概に全てを無駄だという気はありません。もちろん、覚醒剤などの薬物は除いて。
何かに強く依存することは、逆にそれを失った時に苦しい思いをします。
そしてその苦しみの矛先に立つのは自分自身であり、さらには身近な人です。
矛先に立つ人は怪我をします。そして誰かを傷つけます。
依存もカフェインと同じく、適度な塩梅と方向性で用いなければ後で後悔することがほとんどです。
それも含めた人生もあるにはあるのであとは自己責任ですね。
少なくとも。
カフェインに過度に依存した先には何もありません。
薬物と同じく離脱症状に苦しみ、不快感や頭痛と戦うのみです。
なので。
ありふれたものだからと言って、カフェインを甘く見るのはお勧めしません。
特に病んでるなぁと思う人は。
気分や自律神経を乱すカフェインの摂取量には要注意です。
私もコーヒー愛飲家として、落ち着く気持ちはわからないでもないのですが、ね。
おわりに
依存と、熱中と、渇望。
似たような言葉はたくさんあります。
何かに熱中することは悪いことではありません。
いえ、何かに熱中することが未来を切り開くきっかけにもなります。
熱中と、依存の境界線はあいまいなものなので。
自分が何を選択するか、どうなっていきたいかを思い描くことは大事。
なんてことを伝えられたらなぁと思います。
なんて。
なにがし。