病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

絶望と生きる、という生き方。

f:id:tpippi:20200925163020j:plain かつて一度、何ヶ月かだけ。
私は、とても満たされている時期がありました。

趣味に没頭し、仕事も順調。人付き合いも問題なく。

今思い返しても。
後にも先にも、その瞬間は素晴らしいものだったと思います。

しかし忘れられないその時期に、自分の中で起こった変化もまた忘れ難かった。

そんなことを今日は書いていこうかなと思います。


私の中で起こった変化とは。

湧き上がってくるものが無くなったということでした。

趣味に没頭していたというのもあったんですが。
それも含めて、湧き上がる創作意欲、向上心が抑えきれず。
いろんなものを使ってがむしゃらに作ってはネットの世界にばらまいたものです。

その意欲が、恐ろしいほどピタッと止まりました。

もともと勢いだけでやっていたのが仇になったのか、才能が枯渇したという表現になるのか真相は定かでは無いのですが。
とにかく、自分が今、満たされていると感じた瞬間から。
私の創作することに対しての意欲は不思議なほど、消えた。

これは、満たされたことをいたずらに言い訳に使いたいわけではありません。
ある日、友人と話していて。
自分は今、満たされているんだという旨の話をしたその日に。
はっきりと、その瞬間に。

「もう、いいかな」

そう感じました。
胸に抱いていた、背中に背負っていたものの重みが、一瞬にして消えた感覚は一生忘れません。


結局、その満たされた時期は早々に終わり、また荒波のような日々に突入しました。

結果が今です。

当時よりよっぽど忙しいのにも関わらず。
毎日ブログを書き、本を読み学び、今は新たな創作活動も始めています。
人生において過去最高の苦しみの最中にいますが、代わりに失ったはずの、創作に対する想いは完全に蘇りました。
あぁ、この生き方こそ私の望んだものかもしれない。
そんな風に感じながら、生きています。

絶望の最中にこそ見えるものはある。

それが逃げとか、哀れだとか言われたって構わない。

満たされた中で人生を終えたいと思ったことは何度もありますが、
それが自分の本当の望みかと言われると今はわかりません。

今はひたすらにもがき、自分の生き方をただひたすらに進む。
それしか出来ないし、それで良いと思っています。

絶望は絶望であって、悪じゃない。

そんなことを今日は。

なんて。

なにがし。