ものは考えようなのですが。
人間は、大きくも小さくもあると私は思っています。
例えば宇宙規模や地球規模から見たらとてもちっぽけで、吹けば飛ぶような存在で。
しかし人間社会においてはたくさんの人たちの命運を一人で握っているような人も存在していて。
そうじゃなくても。
小さな子どもにとっての親や家族はそのほとんどの世界を牛耳っていたり。
小さな会社と言えど社長は社員に対しての多大な影響力を有しているものだったり。
過呼吸で手が痺れて動けなくなれば、救急車を呼んでくれた見ず知らずの人が神様に見えるでしょう。
大事な思い出の詰まった財布やスマホを落とした時、それを無事に交番に届けてくれた人も、然り。
他にもなんだったり、かんだったり。
どこから、どんな角度で見るかによって。
人間そのものの持っている力は如何様にも変わると思います。
私は、その中で。
結構いろんな角度から見てもちっぽけで。
まぁ本当に羽虫のごとき存在だと自負しています。
別に卑屈になってこんなことを書いているわけではなく。
ただ単純に今現在、あらゆることを考えても。
そうでしかないと割り切っているだけで。
だから人に蔑ろにされても、LINEの返事が返ってこなくとも。
コンビニの店員さんに無視されても屁とも思いません。
しかし、だからこそ。
誰かのために在りたいとも思うわけで。 それがある意味、今の生きる原動力でもあると思っています。
私は元来、異常なほど怠惰な人間で。
やれと言われ、怒られて、呆れかえられて、誰もいなくなって、ちょっと寂しくなったら物事を始めるような人間なのです。
きっと私は満たされたらその状態に戻る。 そんな風に思います。
黙っていても誰かに必要とされるような人間になったら、今の私は終わる。
だから。
何とかしてこの現状を変えようと努力することは、怠惰を捨てた今の私を抹殺する為の道みたいなもので。
そこに向かって日々努力をするという何とも面白いことになっていると感じます。
でも私は、それでいい。
なんて。
なにがし。