病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

出来ないを克服する自己対話術を語る。

f:id:tpippi:20201008222341j:plain 私たちは、努力が出来ないわけじゃない。

努力することを選んでいないだけなんだ。

それを世間では努力そのものが出来ないと言うのですが。

別に出来ないわけじゃ無いんですよ。選んでいないだけです。

という話を。

勉強嫌いなんていない

例えば、何かの勉強をしなきゃならない、だけど出来ない。

そんな状況だとします。

電車に乗って一時間、移動をするとしましょう。
スマホを家に忘れてしまった、カバンの中には参考書が一冊、そんな時。

はたまた。

病院の待合室で、スマホを触ることができない。
人は大勢いて、自分の番までまだまだあるけどいつ呼ばれるかは分からない。

目の前の本棚に、たまたま参考書が一冊。

どうでしょうか。
こういった場合、参考書を読むんじゃないでしょうか。
私なら確実に読みます。退屈なので。

勉強嫌いなんて言葉はありますが、私は。
勉強が嫌いなのではなく、それ以上に他のことが好きなだけだと思っています。

優先順位の話

授業中ノートや教科書に絵を描くのは、それが描ける状況にあって、かつそっちの方が楽しいからです。
授業中に居眠りをするのも同じような理屈です。

好きな教科は先生の話をちゃんと聞きますよね。
その教科のことを知るのが好きだから、楽しいからそっちを選んでいるんです。

今自分ができる行動の範囲の中で、優先したいことをしているだけなんですよね。

重く捉えないことが大事

努力が出来ないと感じた時、その時間、何をしていましたか? 何を感じましたか?
それは努力が出来ないのではなく、その時していたことを優先しただけ、それ以上にやりたいことを我慢していただけの話です。

何度も書きます。 努力そのものが出来ないのではなく、別の何かをしたかっただけです。

スマホを忘れて暇な電車の中で、たまたまカバン本が入っていたらたいてい読みますよね。
それがダメなんてことはないはずです。

優先すべき事柄を優先した、極論かもしれないけれど。

ざっくり言えばたったこれだけのことです。
重く捉えて自尊心を失ってもいいことはありません。

行動につなげる自己対話術

全部ひっくるめて、自分は努力が出来ないなんて結論付けて丸投げするのはもったいないと私は思います。

行動が出来なくても、考えることはできるはずです。

いまその行動が出来ないのはなぜか。
他に何をしたいのか。
それは今じゃなきゃいけないのか。
なぜやるのか。

言い訳でもなんでもいいと思います。
まずはきちんと向き合うことから始めましょう。
他のやりたいことと天秤にかけるだけでもいいです。

それを飽きるまでやればきっと。
自分が他に優先したいこととその理由が見えてくるはずです。

それでそっちを優先しようと思うなら、それでもいいと思います。

この自問自答を毎回繰り返すと。
今日は、努力してもいいかなと思える日が必ず来るはずです。
そしたらちょっとでいいからやってみましょう。

この積み重ねが自信になり、行動につながります。

何度でも。どんな時でも。

なぜ?なぜ?なぜ?としつこく自分と対話しましょう。

その本気度が、自分の中での優先順位を必ず変えていきます。

おわりに

努力は、大事です。
強く生きるために必ず必要になるものです。
そこに終わりなんてありません。

しかし私たちの脳は、努力というストレスを甘んじて受けることはしません。
必ずと言っていいほど抵抗します。

そこにいかに向き合っていくか、そんなことを今日は書きたいと思いました。

ちなみに、食べ物の好き嫌いは明確な不快感があるので別の話だと私は思っています。
その話はまた今度、書くかもしれません。

何かの参考になっていただけたら、幸いです。

なんて。

なにがし。