病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

最後は、表情が物語る。

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今日は人の話を聴く時、相談に乗る時のテクニックを一つ、書いていきます。


誰かの話を聞いた後。
私は相手の表情をそれとなく見ます。

人と話すということは、まぁまぁ疲れるもので。
例えば相談事をした後は疲労も溜まるので。

相手の気持ちが極端に顔に表れやすくなる。

と私は思っています。

納得した顔をしているか、していないかは一目瞭然で。

自分なりにどうできたかという評価と、相手がどう感じたかの評価をすり合わせる意味で。
私は相手の表情を見ます。

もちろんそれが全てでもないのですが、ね。


先日、知人に少し重めの話を聴かせていただいた時。
話が終わった後、なんだかモヤモヤしているような顔をしていました。
なので、最後にちょっと気になるところを突っついてみたんです。

そしたら、そこから元々話していた時間の倍以上、思いが出るわ出るわの大騒ぎで。

これだけの気持ちを溜め込ませてしまった、話の中で吐き出そうという気持ちにさせられなかった自分の未熟さを思い知りました。

表情を見ておいて良かったという気持ちも半分、これを見過ごしていたら自分はなんと情けなかっただろうかという思いが半分。

非常に複雑でしたが、結果的に最後はすっきりとしたような顔をしていたので。
まぁなんとかなったのかな、と感じました。

他人との価値観の違いは、本当に想像の外にあって。
いかにそれに寄り添うことが難しいことなのかを再認識した次第です。


もし。
これを読んでいる皆様の中で、誰かに相談されるなどの人の話を聴く機会があったなら。
頭の片隅にでも入れておいてもらえたら嬉しいです。

話している時の相手の表情を見ることは大切ですが、それと合わせて。
話が終わる時の、または終わった直後の相手の表情も見てみてください。

そこにはきっと、気持ちが色濃く表れています。

なんて。

なにがし。