病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

何事も否定から考える人は、優秀。

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何事も否定から入る、という人がたまにいます。

嫌な上司などの代表としてこのように揶揄されることもしばしばありますね。

しかし。

私はこれを本気でやればやるほど、優秀な人だなぁと思います。
もちろん的外れではいけません。
的確に痛いところを突いてくる、一番見られたく無いところを堂々と即座に掘り下げようとする人は。

仕事において無駄な時間を省き、かつ生産性の高い仕事をしている。

そんな風に捉えることも出来ます。

今日はそんな人の話と、どう接すると良いのか、という話を。

否定から思考が始まるということ

今日のテーマは、何事も否定から入る人。

一体、どういうことなのでしょうか。

ざっくりと書くと、疑り深い人と言えるかなと思います。

例えば、会社でよくある何かの書類の承認印ですね。

承認お願いします。
そう言って書類を渡し、その人にサインなりハンコなり貰うわけなんですが。
疑り深い人は隅々まで目を通します。

内容に矛盾がないか。
誤字脱字はないか。
筋は通っているか。

自分が認めるに値するものか、きちんと目を通す。

そして気に入らなければ、重箱の隅もなんのその、「これってどういうこと?」なんて言ってくるわけです。

もちろん、人によってその考え方は様々でしょう。

しかし結果的には。
厳しければ厳しいほど、そういう人が認めたというだけで。
一定の水準を保った存在になる。

目には見えにくいけれど。

そういう人が一人、承認の立ち位置にいるだけで。

その部下の人たち全員の作る全ての書類の質が跳ね上がるというわけですね。

広い視点で見れば、すごく有意義なんじゃないかなと思います。

無駄な時間を省く、ということ

製造業界で良く言われますが、何事も源流改善が大事です。

河口近くの、広がった川の流れを変えるのは大変ですが、水がちょろちょろと湧いている源流の流れを変えるのは容易い。

従って、大元の問題を正しましょう、という考え方です。

先ほどの書類の承認の例で言えば。

承認の段階で問題点を正しておけば後々大きな問題になることを防ぐことが出来るわけです。

こういうところも私が優秀だと考える理由に挙げられます。

胸を借りるつもりで接すると楽

で。
何事も否定から考える人を褒め称えてきたわけですが。

どう接したら良いのでしょうか。

臆しているばかりでは、結局何も前に進みません。

せっかくだから胸を借りるつもりでドーンとぶつかってみるというのが私のおすすめです。

どんなところを指摘されるのか。
どんな方向性で否定されるのか。

必ずと言って良いほど、傾向があるはずです。

効率なのか。
安全なのか。
真面目すぎてはいけないのか。
ユーモアが必要なのか。

穴を探り、何なら納得するのかを理解すれば。
必ずと言って良いほど関係性は変わります。

そして同時に相手の求めるものを提供する力を得る。
これは素晴らしい能力であるということは言うまでもありません。

せっかくだから、楽しみましょう。

ゲームでも何でも、強敵を倒すとすっきりします。

そして強敵ほど、味方にできたら心強いものはない。

そんな感覚で考えると面白いかもしれませんね。

おわりに

今回はかなりライトめな表現で書きました。

実際のところ。
こういう関係性は難しい面もあるとは思うんです。

というのも。

行動が一貫せずにいたずらに否定する人もいたり。
ただ嫌がらせのごとく否定する人もいないとは言い切れません。

しかし。
しかしです。

否定するには絶対に理由が必要です。
それこそ強く否定するためには、それなりのツッコミどころがなくてはいけません。

だったらそれを。
ひたすらに潰し続けるのが手っ取り早い話だと私は考えます。

もちろん、誰かに相談したり別の方法で避けることも可能だとは思いますが。

少なくとも私は、自分の成長のためにもそういう人との繋がりは大事にしたいな、なんて個人的には思います。

なんて。

なにがし。