今日は、人に頼ることができる人になる、そんな方法を書きたいと思います。
最後に、私が使い倒している人にお願いをするときの必殺フレーズをご紹介します。
人に頼る、ということ
人に頼れないことは、ものすごく端的に言って損だと私は思います。
人に頼る、ということには様々な呼び方があります。
助けを請う。
お願いする。
依頼する。
命令、指示する。
してもらう。
助言をもらう。
やってもらう。
直球で言えば自分の為、もしくは他の何かの為に他人を動かす、ということです。
人の力というものを認識できる人ならば言うまでもなく大事なことだ理解して頂けると思います。
だから、上手に人に頼る事ができるのは間違いなく技術、スキルの一つと言えるんじゃないでしょうか。
それが出来ないということは。
足し算引き算が出来ないとか、敬語が使えないといったことのように、
出来なくても死にはしないけど、それが出来る方がかなり得なものを持っていない。
ということになるかと、そんな風に思います。
お願いのテクニック
基礎的なテクニックはこちらの記事を見ていただければ分かると思います。
人に頼るのが技術なら、それを習得するためのコツだってあるのが当然で。
まずはちゃんと意識しないと出来ないものだ、と認識するのがスタート地点かなと思います。
必殺フレーズ!
多くの人が聞いた事があると思います。
子どもの頃に流行った、一生に一度のお願い。
私はこれをかなり使います。
〇〇さん、一生に一度のお願いしていいですか?
普通に人にお願いできる人は馬鹿らしいと思うかもしれません。
しかし私は誰かにお願いをする際の半分くらいはこのフレーズを使います。
なぜなら私は紛れもなく、人に頼るのが苦手なタイプだからです。
人に頼るのが苦手なのは。
例えば、これをお願いしたら相手に迷惑をかけてしまうかもしれない、とか。
なんだか面倒がられて嫌われてしまうんじゃないか、怒られるんじゃないか、なんて思うからですね。
他者に対して臆病、すなわち自尊心が低いとこうなります。
そんな時、この砕けた言い回しは。
ちょっとした笑いの要素を含んでいるのでお願いするという行為の後ろめたさをかき消します。
お願いをするときに、忙しいところ申し訳ないんだけど、と前置きするのと同じです。
一生に一度なんて申し訳なさの極致みたいな言葉が、心をほんの少し守ってくれます。
更に、簡単なお願いからガチのお願いまで幅広く対応。
かなり軽薄に聞こえるというのが難点ですが、これで大抵のお願いは聞いてもらえます。
もちろん、同じ人に何回でも言います。
繰り返し言えば言うほど、お願いのハードルが下がります。
一生に一度なんてそんな大層な。やれやれ、言ってごらん?
そんな相手の心持ちを引き出すフレーズじゃないかなと私は勝手に思っています。
もし、この前もそんなことを言っていただろ!なんて本気で言われたらコミュニケーションが足りていないので、素直に謝りましょう。
良かったら、使ってみてください。
おわりに
本当に、冗談ではなく。
人が生きる上で、人の要素というのが大部分を占めていると私は思っています。
親、友人、パートナー。
仕事の関係、趣味の関係、サークル。
普段使うお店、顔なじみ、ご近所さん。
これから先、AI化と人口減少が進むとはいえこういったものはまず無くなりません。
そしてこれらの人との関係性は、強固なものを作り上げる努力をしなければ案外脆いもので。
常に傍にあるのに脆く壊れやすく、そして壊れるとそれなりのダメージを食らう厄介なものと私は認識しています。
苦しむ前提で生きるか、それが嫌なら少しでも対策を取る。
そんなことは必要なのかな、と思います。
どんな風にしていけば良いのか、良かったら一緒に考えましょう。
なにがし。