病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

会話のキャッチボールの話。

f:id:tpippi:20201129112522j:plain

今日は会話のキャッチボールについて書いてみたいと思います。

知っているようで知らない、会話のキャッチボールとはなんぞや。

この記事のターゲット

  • 会話のキャッチボールについて知りたい人
  • コミュニケーション能力を向上したい人

2分で読めます。

会話のキャッチボールとは

会話のキャッチボール。

多くの人が一回以上は聞いたことがあるであろうこの言葉。

まずは、これってどういうこと?という話をします。

相手の話をよく聞けってことでしょ。という回答では、満点はあげられません。

キャッチボールというのは、一個のボールを相手と投げ合うことですよね。
二個のボールを使ってお互い同時に投げ合うのはちょっと危険です。

一個のボールを相手が投げて、自分が受け止めて、相手に投げて。
それを繰り返すのが基本のキャッチボールです。

だから。

会話のキャッチボールとは。
相手が投げた言葉を受け止めて、自分の気持ちを同じボールに乗せて相手に返すということです。

基本的にボール、つまり言葉やその思いはお互いの間に一個なんだよ、ということ。

会話の練習のススメ

会話の練習って、やったことがない人がほとんどだと思います。
正直、私はこれを皆やるべきだと思います。

誰しもみんな会話はできるので、やれと言われても。
改めて練習する意味が分からないと思われるかもしれません。

しかし、どうでしょうか。
会話がうまくできないから、自分の思いを上手に伝えられないから。
そんな理由で苦しむ人は少なくないとは思いませんか?
誰かとの会話の行き違いで苦しんだことが、全くないと言い切れますか?

話すことも、話を聴いて理解することも私たちはある程度、当たり前に出来ます。
しかし、ただ出来るだけのことと上手に出来ることは別次元です。

自分が乗るタクシーが、ペーパードライバーか、その道20年のプロ。
どっちが安心ですか、ということと同じかなと私は思います。

会話練習の方法

今日はものすごく基本的な会話のキャッチボールの練習方法を書きたいと思います。
人数は取り敢えず二人。慣れたら増やしてみても面白いと思います。

ボールを準備します。(片手で負担なく持てるならなんでも良いです)

準備ができたら落ち着ける場所に座って、ボールを持った人が何か話しましょう。
最初はなんでも良いです。こんにちはでも良いですし。好きな食べ物でも、天気の話でも。
ただし会話の練習なので、あまり長くなく。

話し終わったら、手に持っているボールを相手に渡します。
渡された人は、相手がボールを持っている間に話した事柄について、返事をします。
話し終わったら、また相手にボールを渡します。

これを繰り返します。

ルールとしては。

ボールを持っていない時は、発言してはいけません。
相手の発言に対しての返答以外は、言ってはいけません。

こんな感じです。
とっても簡単ですね。

まとめ

今日は、会話のキャッチボールについて、書きました。
会話のキャッチボールは、相手の話を受け止めて、それについての自分の気持ちを伝え返すことです。
そしてこれは、意識しないと上達しません。そのための練習方法を書かせていただきました。

おわりに

今回の練習方法は、あくまでもものすごい基礎の練習です。

やる価値もない、と一蹴されるかもしれませんが。
この記事のような人にはこのやり取り、なんだか難しかったりもするようです。
www.nanigashimental.work

もちろん。

時と場所によって会話の意味も求められるものも変わってきます。
全てのやり取りをこのようにするべきだ、なんてことは思っていません。

ただ、あくまでも会話の基礎としてこのやり取りの練習をしておくと、不意に。
きっとこういうことなんだな、と言うのが分かるタイミングが来ると私は思います。
少なくとも私は、この練習を何度もやった身としてそういうことを感じたことがあります。

伝えるのが難しいんですけど。

興味があったら一度ぜひ、やってみてください。

なにがし。