病んでる人に、努力しろ!行動しろ!頑張れ!
と言うのは是非が分かれるところです。
うつ病や双極性障害などの精神疾患の場合は、症状の悪化につながりかねません。
悪化したら努力も行動も頑張るも何もなくなるので、こういうことを誰彼構わずいうのはリスクがあります。
しかしリスクは高いものの、私は頭ごなしにこれはダメなことなんだ、とは思いません。
病んでる人に頑張れと言ってはいけないなんて法律はないのですから。
時と場合によって、その言葉が人を後押しすることもありますしね。
カウンセラーがカウンセリングの際にこのようなリスクの高いことを言うべきではない、という意味合いが一人歩きしすぎているんじゃないかなと感じます。
今回は、そんな言葉のやり取りを含めて。 切捨御免というちょっと物騒な言葉をテーマにします。
これは、昔に実際にあったと言われる制度で、武士に許された特権です。無礼な真似をされたら殺しても良いというものですね。
ja.wikipedia.org
こんなことを書くと、またこいつは、なんて思われるかもしれませんが。
現代の日本でも似たようなことが起こっています。
人を死ぬまで追い詰めて、罪に問われない。
ある程度ニュースやらなんやらを見ていれば、思い当たることもあるのではないでしょうか。
武士という立派な身分は無くなって、それ以外の目に見えない力だけが残りました。
やらなきゃやられるのは世の常なんだなぁと。
昔は刀や武器を用いて行われたことが、今はそれ以外のものに置き換わっているだけだと。
時に、そんな風に思うのです。
なんでもそうだけれど。
気付いた時には遅かったりします。
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石橋を叩いて渡ることが正解だとは思いません。
人を気遣うことだけが正解だとは思いません。
しかし人の思考のうねりは、個人の心のキャパシティなんぞ全くと言っていいほど意に介さない。
少なくとも。気付くべき事柄には気付けるような人間でありたい。
難しいことは書けないけれど。
これだけは、常に自分の心に持っていたいなぁと思った今日でした。
なにがし。