最近、ちょっと思ったのです。
時間が過ぎるのが早いと感じる時は、何かに集中していたり、楽しい時。
月日が経つのが早いと感じる時は、何事もなかったり、忙しいと感じる時。
ここ最近は、本当に早いと感じるんです。
もちろん日常も忙しいけれど。
それなりに時間を大切に、いろんなこともやっているつもりで。
しかし。
その全てが、割とあっという間で。
一生懸命になにかを考えたり、やったりすればするほど、早く過ぎ去って。
まるで、犬が自分の尻尾を追いかけ回すかのように。
努力すればするほど、時間はあっという間に無くなっていきます。
止めることのできない時間の流れは、ここまで心を置き去りにするものなのか、と。
これが、大人の時間感覚なのかな、なんて思うのです。
この前。
この感覚が面白くないなぁ、と自分で感じたので。
1ヶ月先に予定を入れて楽しみを用意してみたんです。
待ち遠しいと感じたら、時が経つのが遅くなるのではないか。
そんな実験をしてみました。
結果は、確かに数度。
まだ三週間もある、まだ二週間もある、あと一週間、あと三日と。
待ち遠しさを感じただけで。
いざその瞬間になったら、なんだかんだあっという間だったなという感覚しか残りませんでした。
努力をしても、しなくても私に残された時間は、多くはない。
仮に何かが実を結んだとしても、その時間も、決して多くはない。
まだ三十代の初めなんて時間はたくさんあるじゃないか。贅沢言うんじゃない。
と思われるかもしれないけれど。
なぜだか、私の感性の中ではものすごく残された時間って少ないんだなぁと感じます。
だからと言って努力をしない理由にはならないから、やれることはやるけれど。
はっきり言って、考えている時間なんて無い。
思ったら即行動でも遅いくらいだ。
光陰矢の如し。
誰が考えた言葉かはわからないけれど。
なんだか気持ちが痛いほど伝わってくるなぁ、と。
そんなことを思った今日でした。
なにがし。