病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

燃え尽き症候群を語る。

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この世は残酷です。

はっきり言って、努力なしでは何にもならない。
だからこそ、苦しんでもがいて、人は頑張るのだけれど。
肝心なその努力の答えは。

いわゆる、発送をもって代えさせていただきます、というやつでしかくて。

だから。

めちゃくちゃ頑張ったからとかどうとかではない部分も、無きにしも非ず。

報われたら、頑張ったと言えるし。
報われなきゃ、報われるまで頑張るしかない。

そんなことが言えるんじゃないかと私は思います。

で。

私はそれなりに、挫折して心が折れかけている人、折れた人を見てきたつもりです。

こんなに頑張ってるのに。
こんなに苦しい思いをしてるのに。

なぜ自分は報われないのか。

そういう思いを抱え、諦める人を目の当たりにして。
私はもう、頑張るという前提そのものに疑問を抱くようになりました。

自分は頑張っているんだ、という気持ちが強いほど、その気持ちが折れた時に人は思いっきりつまづく。

立ち上がれる人もいなくはないけれど、そこで諦める人は少なくありません。

メンタル界隈では、燃え尽き症候群(バーンアウト)なんて言われるものもあります。

バリバリに働いていた人が定年退職をして、いきなり痴呆症になったり。
真面目でひたむきな人が突然、無気力になったり。

頑張っただけ、その反動で心を病む場合もあるんです。

だから。

時々でも、思いっきり休んだり。
頑張り続けるということを当たり前にしないということも、私は大事だと思うのです。
オラァ!と大声を出して頑張る人よりも、淡々といかつい努力を重ねる人の方がだいたい、結果を残します。

努力をしなくてもいい、というわけではありません。
頑張ること自体を目的にしてはいけない、という感覚の方が近いでしょうか。

資格が欲しいなら、資格を取るのが目的です。
資格取得の為の勉強は、手段でしかありません。

もちろん。
頑張ったという事実による自信は、絶対必要だと私も思います。

それに加えて、体や気持ちに向き合うことも疎かにしてはいけないんじゃないかな、と。
そんな風に思います。


こんなことを書いていて思いましたが、いよいよ受験シーズンです。
私は、受験戦争を経験をしなかったので。

志望校合格に向けて努力する子どもたちは、本当に美しいと思います。
ぶっちゃけ本当に、羨ましい。

頑張ろうと、努力しようと思えるに至ったこと。
その子自身も、道を示した周りの大人も、私は勝手ながら、本当に素敵だと思います。

大変な時代ではあるけれど、そう遠くない未来に君たちの時代は来る。

みんな、頑張れ。

なんて。

なにがし。