他人が妬ましい。
なんとも、書きにくいことではありますが。
妬みや嫉妬などと言うものは良い意味で使われることはほとんどありません。
しかし、こういったものの研究は様々行われています。人は人を妬む。これは間違いないという結論がほぼ出ています。
つまりこれは、事実で人間の基本的な機能として人を妬む特性を持っていると言えるわけです。
自分が不利益を被るのは嫌だ。 他人ばかり、ズルい。
誰かがルール違反しているのは面白くない。
自分がこうやっているのに、他人はやったいないのが許されるのはどうして?と言う感情は、とても強い。
で。見方を変えれば、これらがあることで機能する社会的な役割もあったりします。
みんなで守るべきルールがあって、それを監視する組織があって。
そしてその組織に対しての見る目も厳しい。
聞こえは良くないかもしれないけれど妬みがあるからこそ成り立っている側面があります。
人が人を全く妬まない世の中ならば。
考えようによっては平和かもしれないけれど。
きっとそれ以上に、色んな何かが失われる気が私はします。
だから私は思うのです。
人を妬む自分がたまにものすごく憎たらしくなるんですが、それを認めてもいいんじゃないかなと。
妬む自分を責めることよりも、その気持ちを認めた上で自分に何ができるかを考えることの方がよっぽど大事。
苦しいかもしれないけれど、苦しいかどうかを決めるのだって、結局自分なんだ。
なんて。
なにがし。