自分には、他人の心を動かすことなんてできない、そう思っていませんか。
自分に自信がない、自己肯定感が低い人はそう思いがちです。
世界は変わらない。自分ごときが何をやっても仕方がない。
そう思うことをダメだとは言いません。
しかし、ちゃんと対抗手段はあるんです。
今日は誰でもできる、他人の心を動かす方法について書きます。
自分を変えたい、そう感じるなら。
弱い自分を変えたいなら。
きっと参考になるんじゃないかなと思います。
多数派と戦うモスコビッチの方略
やることはたった一つです。
自分の行動、主張に一貫性を持たせるだけです。
何にも難しいことはありません。
これをやると決めたら、やる。
常にその結果を示す。
曲げない、折れない。
それだけです。
例えば、資格を取るまで何かの勉強を突き詰めてやっても良いです。
自分はこういう人間だから、いつもこうしてしまうんです、なんてアピールも良いでしょう。
とにかく、一度決めたことを頑固一徹、やり通すだけです。
これは、モスコビッチの方略という考え方を利用しています。
モスコビッチの方略とは
このモスコビッチの方略とは、本来。
少数派の意見であっても多数派の意見を変えさせる力があるという考え方です。
優位を保っているからこそ、安心しているからこそ少数派の意見を軽く思うのは当たり前です。
しかし何を言っても少数派の人が自信満々で意見を曲げない場合。
自分の優位さが不安に転じるのです。
一貫して強気な主張をされると、人は自分の考えに疑問を抱きます。
その疑問やモヤモヤを利用し、自分への見方を変えさせる。
それがモスコビッチの方略を利用した、弱き者の戦い方と言ってもいいでしょう。
だから。
例え自分がちっぽけだと思うなら、それでもいいんです。
ちっぽけだからこそできる対抗手段だってあるんですよ。
これは、利用できるなら利用するべき。
私はそう思います。
思いませんか？
他人を振り回す人。
他人を上手に扱う人。
みんな頑固者で、しっかりと自分を持っているような人で。
そんな人じゃないですか。
おわりに
無理に人を振り回さなくても。
自分はこうなんだ、こういう人間なんだということをアピールすることは大事だと私は思います。
そういう人ほど、自然と周りの人は気にしてくれるものです。
もちろん、人に迷惑をかけてはいけない(その場合はモスコビッチの方略も活きない)ですが。
こう、上手にアピールすることができたなら。
人の気持ちを動かせる人間になることは間違いありません。
諦めるのは、まだ早い。
なにがし。
