学んだことのない分野の資格を取ることや、興味のないことを学び、知識を得ることはとても大変です。
もちろん、そういう行いをすることは成長する上で非常に大切。
できないことにこそ挑戦する価値があると私は思います。
しかし。
逆の考えもまたあって。
例えば、好きこそものの上手なれなんて言葉の通り、自分の得意分野を伸ばそうということもまた。
道を切り開く上で素晴らしいことじゃないかなと思います。
今日は、そんな生きる上での武器の話を書こうかなと思います。
好きこそものの上手なれ。
しかし武器になるのは、好きなものだけじゃないんです。
もし、自分の成長につながる情報を探しているなら。
もし、自分に長所がないと悩んでいるなら。
1分だけ私に時間をください。
結論から書きます。
誰もが持っている感性を上手に使うことで自分だけの武器が得られると私は思います。
誰もが持つ、感性
まず、感性とはなんでしょうか。
相変わらず、先生は難しい書き方をしています。
ざっくり書けば、感性とは知覚したものをどう捉えるかというものです。
赤い色を見て、どう感じるか。
青い色を見て、どう感じるか。
ニュースを見て、どのように感じるか。
リンゴを見て、どう感じるか。
ポジティブに見えるか、ネガティブに見えるか。
嬉しいのか、悲しいのか、イライラするのか。
はたまた、なんとも思わないのか。
これら全て、感性です。
感性を武器にする、ということ
では、この感性を武器にするとは、どういうことなのでしょうか。
例えば。
嫌いな食べ物を例にしてみましょう。
嫌いな食べ物の一つや二つ、大体の人があるんじゃないかなと思います。
「特定の食べ物に対して、美味しいと感じることができない」
これもまた感性です。
多くの人が、ここで終わってしまいます。
これは美味しく感じないから出来るだけ食べないようにしよう、と。
ここで。 この「美味しくないと感じる感性」を武器に転換してみませんか?ということです。
美味しくないと感じる感性がある人だけが、逆にそれがどう調理されたら美味しいと感じるかが分かるんです。
従って、その嫌いな食べ物をどのようにしたら美味しく感じるかを試す。
そうすることで、もしかしたら誰も思いつかなかった味付けが完成するかもしれませんよね。
もうひとつ、より身近に勉強嫌いを例にしてみましょう。
勉強しなきゃいけない。でもやる気がでない。やりたくない。継続できない。
これもまた、「勉強に対してやろうと思わない、頑張れない」という感性です。
転換してしまいましょう。
なぜ勉強に対して、やろうと思わないのか。
勉強と、好きなものの差は何なのか。
なぜ勉強は嫌だと感じるのか。
嫌いなものは嫌いなんだから仕方ないでしょ、と思うかもしれません。
しかし、必ずと言っていいほど何らかの理由があるはずです。
自分と対話し、分析して。じゃあどうなっていたらいいのか。
どうすれば克服できるのか。
そういうものを追求し、対策し、行動する。
その中で得た知識や経験は間違いなく、自分だけのものです。
これこそが、冒頭に書いた自分だけの武器となる。
感性をないがしろにせず、ありのままに感じ、掘り下げる。
そうすることで見えてくるものがあるということです。
おわりに
感性を用いて得るものは私は無限だと思います。
そして全てが全てではないにしろ、ある一点に関しては似たような感性を持つ人はいるもので。
そういう人との関わりを持つ助けにもなると私は思います。
故に、新しいものに目を向けることも良いですが。
自分だけが持つ感性に目を向けることもまた、非常に大事なことなのだと思って頂けたら、幸いです。
なにがし。