病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

ふと、社会に疑問を投げかけたくなった話。

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「なぜ、社会はこんなにも苦しいのか」

最近、こんなことをふと考えたのです。

もちろん世の中にはすごい人もいっぱいいます。
当然ながら全てがこうではないという前提の上で書くことをご了承ください。

仕事、という存在のあり方についての考察記事(まがい)です。

私の結論は、仕事や職場は人生の全てじゃない。


現状への不満が噴出する昨今

なぜいきなりこんなわけの分からないことを書き始めたのかというと。
本当に、社会に不満を抱えている人が増えたと肌で感じるからです。

コロナ禍という特殊な状況も関係していないとは言えませんが、本当に増えました。
その理由は私が言わずとも、SNS、ニュース、新聞、あらゆる情報媒体が証明してくれると思います。

その中で、特に身近なものが。

  • 仕事辞めたい

  • 給料が低い

  • 割りに合わない

  • 上司が嫌い

こういった悩みです。

もちろん、そもそも昔からあったものも当然多いでしょう。

ましてや、匿名という形で個人の声が世に出回るという社会になったからでもあります。
私自身が、そういう声にアンテナを張ってはいるのですが、それらを差っ引いても本当に増えたと感じます。

極論、嫌な仕事は辞めればいい

会社と個人、双方の合意によって雇用契約は成り立っています。不満があれば辞めればいいんです。

これは極論ですが、まず間違いではないと思います。
会社を辞めるという選択肢は誰しもが持っているものです。 しかし、現状はというと。

  • コロナ禍で転職先がない
  • 地方はそもそも求人がない、他に良い会社がない。
  • 会社が悪いのに辞める必要が分からない
  • 辞めづらい

このような理由から会社に留まり、不満にまみれて苦しみ続ける人が多いと思います。

なかなか変わらない、現状

この辺から本題です。
はっきり書いてしまえば偏見、愚痴みたいなものかもしれません。

会社に対して不満を抱える個人。
その個人に対して、てこでも働きかけをしない会社。

双方が、お互いに不満をぶつけ合っている現状が蔓延していると私は思います。

個人は、少ない対価や職場環境の悪い会社に対して不満をぶちまけ、能力を発揮しない。できない。

会社は、上がってくる結果ばかり求めて対価を増やそうとせず、目先の利益ばかりを追い求める。

お互いの求めるものだけ見て、そうじゃないものは見ようとしません。
会社が悪いの、結果が出ていないのと双方向で罵倒し合っています。

そして、この現状がさらにお互いの態度を硬化させます。
利益が減れば、働く人が得る対価も当然上がりません。
対価が上がらなければ、生産性も落ちます。

本来であれば、互いに持ちつ持たれつの関係性が望ましいはずなのに。
それどころか足を引っ張りあっているようにさえ感じます。

大人とは、会社とは

この際なんで私の思いをはっきり書きます。

社員が能力をどれだけ発揮するかは、会社にとってものすごい大事なことだと思うのですが、 なぜ、会社は目に見える社員の不満を解消しようとしないのか。

それが不思議でならないのです。

技術的に難しいこと、お金のかかることは仕方ない部分があるとしても。
アイデアで解決できることも、偉い人の一声だけで改善できることはいくらでもあるのに。

ものすごく分かりやすく、目の前に解決法があるのにも関わらず。
それすらもしないのはどういうことなのでしょうか。

私が地方に戻って数年間で見聞きした話だけでも、こう感じてしまうんですよね。

私が育った会社で見てきた人たちは少なくとも、最善を尽くしている人ばかりでした。
できることはやって当たり前。できないことは工夫してどうするか考えます。

だから、自然に世の中の大人たちは最善を尽くすのが当たり前の生き物だと思っていたのです。

それが、この有様です。
私は会社を経営したことも、それに関する知識もほとんどありません。

しかし、ものすごく単純に。

やったほうがいいことをやらない理由がなんなのか。
あるべき姿をイメージすらしていない。
イメージしていたとしても行動しない。
世の中に情報はいくらでも転がっているのに、です。

その理由が全く分からないから不思議に感じるのだと思います。

多くの場合、勤めている会社がある人は、その給料が主な収入源です。
つまり勤めている会社=生活の基盤と言えるでしょう。

だから、もっとはっきり厳しく書いてしまうと。
そんな簡単なことすらできない会社に、自分の人生を預ける価値があるのかな?と私は思ってしまうのです。

こんなことをここで書いても、しょうがないし何も変わらないのはわかっています。

ただ。
このままならない社会に対して、己の無力と。
なんだかなぁ、と言う気持ちがごちゃまぜになっているような気持ちです。

おわりに

なんとかできないかな、と。
なんとかしたいな、と。

たくさんの話を聴かせてもらって思うのは、そればかりです。

私にできることは、したい。

今はちっぽけで力も何もないけれど。
いつか、そんな人たちの支えになれるように。
やれることを一つずつやっていこうと思います。

また一つ。
  自分のやりたいことが見えたような気がする。

なんて。

なにがし。