病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

苦しみの種、の話。

f:id:tpippi:20210709160118p:plain 先に書きますが、今回は少し厳しいことを書いているように見えるかもしれません。

今回のテーマは「苦しみの種」です。

悩む人には、少しきつい話になるかもしれません。

しかしそうであっても、私は伝えたいと思いました。

苦しみの種とは

人の苦しみの性質を決めるのが「苦しみの種」と定義します。

簡単に書くと、「自分が苦しむという前提」が「苦しみの種」です。

例えば。

難関大学に合格する、という例だとわかりやすいと思います。

難関大学に入学するためには、厳しい競争を勝ち抜かなくてはいけませんよね。

当然、ハイレベルな勉強をたくさんしなくてはいけません。

きっと、つらくて苦しいものでしょう。

しかし本当に受かりたい人はその苦しみの中を懸命に走り抜け、努力を積み重ねます。

その人は「目標を達成するために、勉強という努力を積み重ねることが前提」として捉えていることでしょう。

これが「苦しみの種」であり、苦しいかもしれないけれど頑張れる力となるのです。

しかし、その人と同じ努力を、何となく大学受験しとこうかな、ぐらいの人にさせたらどうなるでしょうか。

苦しくてもやり抜く人もいるかもしれませんが、とても苦しい思いをするはずです。

挫折してしまう人も当然、多い。

「自分が苦しむという前提」、つまり「種」がないから花開くものがないんです。

この種の有無が、人に大きく作用します。

苦しみの種がないと、何事も苦しい

心に苦しみの種がないとどうなるでしょうか。

当然、苦しいのです。

これは、ざっくりですが多くのことに当てはまると思います。

「なんで自分ばっかり」

「なぜこんなにも」

「だれかがこうしてくれれば」

これは苦しみの種を持っていないから出てくる思いです。

なんとなく伝わるでしょうか。

心に、苦しみの種を持て

悩みの全てを努力不足なんて簡単に言うつもりはありません。

しかし、自分が何もせずに物事が解決するなんてことは、そうありません。

助けてくれ、と勇気を出して声を上げることも必要なんです。

その行動を起こすために、心に「苦しみの種」を持ちましょう。

悩みを抱えた時点で、それを乗り越えるためには苦しむことが必然になる、と言っても過言ではありません。

何も悪いことをしていなくても、重い病気を患えば痛くてつらい治療をしなければならないのと一緒です。

厳しい言い方かもしれませんが、私は人の悩みとはそういうものだと思っています。

苦しみの種が心にあれば、踏み出す勇気になります。

絶対に諦めてはいけません。

そうなったらそうなったで、いかにその状況を変えるか。

それをひたすら考えるだけでいいんです。

自分がスーパーマンみたいな存在だったら?

こんな魔法が使えたら?

もしも超能力が使えたら?

最初は突拍子もないことでいいんです。

そこから。

もしあの人にこんなことが言えたなら。

こういうスキルがあったら。

こんなことができたなら。

現実的に自分にできそうなことを考えていきましょう。

「人生は、他の誰のものでもない」

自分自身のために、前を向いてください。

なにがし。