昔、私がどこかで見聞きしたこんな言葉があります。
「今はつらいかもしれない。
明日もつらいかもしれない。
明後日も、一年後も、十年後も、つらいかもしれない。
でも、それと同じくらい。
数分後に幸せと思えることがあるかもしれない。
明日は悩みが解決しているかもしれない。
明後日は、一年後は、十年後は。
生きていてよかったと思える日になっているかもしれない」
私たちは、つらいこと、苦しいことがあると。
どうしても、明日も明後日もつらいんだろうなぁと思ってしまいます。
たまに良いことがあっても。
「こんな思いばかりしているんだから、たまには当然でしょ。どうせ明日はいつも通り」
と、受け入れられないことがほとんどです。
これは、誰が悪いわけでもなく。
自分の心が作り出した「思い込み」です。
もちろん、明日のテストが嫌だとか、一週間後のアレがつらいとか。
そういう期間が決まっているものはしょうがないですが。
特に理由もなくそんな風に思ってしまうことは完全に「思い込み」です。
そういう苦しみを抱えている人に、私は、ひとつだけ問いたいのです。
「本当に、それでいいの?」と。
それで良いなら、それでも良いと思います。
でも、もう限界なんだ、と思うなら。
立ち向かう時なのかもしれません。
自分自身と、向き合うときなのかもしれませんよ。
なにがし。