「まだまだ、世界は広い」
今日はそんな事を書きたいと思います。
私たちは、すれ違う人の事を、何も知りません。
会社の人や、見知った友人の、家庭のことも。
知らないことが多いです。
聞かなければ、分からない。
知ろうとしなければ分からない。
それについての知識そのものだって。
ある程度の勉強をしなければ知り得ません。
だから。
人を知る 、と言うことはかなり尊いことで。
人間１人の知覚できる世界なんてものは、ひどく狭いものだと私は思います。
本を読み、
どれだけの知識を深めても。
隣の家で飼っている猫の名前はわかりません。
隣の家の息子さんが、どこの高校に通い。
どこの大学に行って、どんな仕事をしているのかも知り得ないんです。
もしかしたら。
その子は弁護士で。
自分の窮地を救ってくれる存在かも知れない。
もしかしたら。
ものすごく話が合う関係性になれるかも知れない。
しかし。
そんなことも。
たった一言のコミュニケーションの積み重ねで。
無いのと同じになってしまいます。
もちろん、コミュニケーションが全てではありません。
不意に声をかけて、面倒なことにだってなるかもしれない。
それは、自己責任でしかなくて。
その中で、人はどのように生きるのか。
知ろうとするのか。
ただただ苦しむのか。
見ないふりをするのか。
冒険するのか。
選ぶことができます。
「世界は、広い」
青々とした空を見て、私はそう感じました。
涼しい秋の風が、心地よい季節。
なんだか。
1秒たりとも、無駄にしたくないものです。
なにがし。
