病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

新しい世界がやってくる、NFTとメタバースの話。

f:id:tpippi:20211110205616p:plain 最近、「NFT」「メタバース」という言葉を聴く人も多いのではないでしょうか。

いずれ世界中に広がるであろう、新たな技術や世界の名称です。

これってなんなの?という質問に私は上手に答えることはできません。

しかし、せっかくなので。
私がわかる範囲でざっくり説明をしたいと思います。

メンタルの話じゃないんですが。
こういう未来があると知ったら、少し未来が楽しみに感じるんじゃないかという狙いで。

書いていきたいと思います。

NFTとは

「NFT」とは。
ネットの世界における非代替性トークン、という意味をもつ言葉です。

ちょっと難しいですよね。 要するに、ネットに存在する「替えの効かないもの」ということです。

たとえば、あなたの家にあるお気に入りの靴。

これはあなたの所有物であり、他の人が勝手に持っていっていいものではありません。
誰かが勝手に持っていけば、犯罪となります。

あなたが家や土地をもっているなら。
登記簿などで、あなたの所有物であるという証明がなされているはずです。

これらは、現実に存在する「替えが効かないもの」「誰かの所有物」です。

一方、ものすごくざっくりですが。 ネットの世界にはこういった「替えの効かないもの」はほとんど存在しませんでした。

たとえば、いま私が書いているこの文章。

これは、誰もがコピー&ペーストできるようになっています。

コピーして、あなたのパソコンのワードやエクセルに貼り付けても私は気づくことがありません。
もちろん犯罪でもありません。

先ほどの靴や家と違って、誰もが勝手に持ち出してもいいものなんです。
(ただし、ブログにそのまま貼り付けて公開すると著作権うんぬん、の話になりますが)

ネットの情報の多くは、もちろんある程度のルールはありますが、 「金銭的価値がほぼない」「誰かの所有物でもない」のです。

しかし最近、この「ほぼ金銭的に無価値」といえるネットワークの世界で、 価値を持ったものがいくつかあります。

その中で、他を圧倒する価値が生まれたもの。 それが「暗号資産」です。

ビットコインという言葉を聞いたことがありますよね。
いまや何百万円という価値がついているものもあります。

なぜ他を圧倒する価値ができたのでしょうか。 それは、改竄や複製ができない「仕組み」があるからです。

他人が勝手に持ち出すことはできません。
そして、たとえばビットコインは、世界に2100万枚という上限も決まっています。 勝手にコピー&ペーストで増やすこともできません。

だからこそ。
あなたの所有する靴や家と同じように、「価値」が生まれ、
いまや何百万円という「替えの効かないもの」になったのです。

この、改竄や複製ができない「仕組み」こそがキモなんです。

絵画なども同じですよね。

有名な画家の書いた、世界に1枚しかない作品は、何億という値段で取引されています。
これもまた「替えが効かない」からこそついた価値です。

他にも。
有名人のサイン入りのTシャツや、。
マイケルジャクソンの着ていたステージ衣装。
そういった「替えの効かないもの」にはプレミアというものすごい価値が生まれます。

それが、ネットの世界で、これからたくさん生まれていくということです。

そのオリジナルの絵は複製することはできません。
所有権も世界でたった一人だけ。

そういう「仕組み」のもとで公開されたらどうでしょうか。

ビットコインや実物の絵画と同じように、ものすごい価値になるとは思いませんか?

それが「NFT」です。 音楽も、絵画も、ネット上に存在できうる物全てに。
そういった、複製も改竄もできず、所有権を明確にする仕組みを持たせるのです。

メタバースとは

メタバースとは、いわゆる「仮想空間」のことを指します。

ゲームの中の世界、みたいなものです。

スーパーマリオなら、クリボーが動き回り、お城にはピーチ姫がいます。
モンスターハンターなら、大きなモンスターが草原を走り回っています。
もちろん、現実の街と同じようにたくさんの人がいて、たくさんの家が並んでいることもあるでしょう。

そういった仮想空間。

そこに、NFTを組み合わせたものが「メタバース」です。

たとえば。
仮想空間であっても、どこどこの〇〇番地、という「土地」が売られています。
あなたの分身であるアバターには、あなたの「所有物」である洋服を着せることになるでしょう。
時には、「限定もの」の靴や服も、現実のようにそこで売買されます。

私たちが現実で売り買いする物、家や土地に至るまで、多くの物を。
現実と同じように、ネットの世界で「替えの効かない」取引するのです。

すでに、運営が始まったメタバースには大手の企業が参入しているそうです。

たとえば、現実世界において、あなたが土地を持っていたとしましょう。
その土地の隣に、大きな商業施設やテーマパークができたら。
軽井沢のように、大金持ちがこぞって住むようになったら。

あなたの土地はものすごい値段になりますよね?

たとえば、あなたの持っているブランドものの服にプレミアがついたら。
ものすごい値段で売れますよね?

それと同じことが、メタバースという仮想空間の中で、現実と同じように起きるのです。

アメリカの超大手企業GAFAの一角、Facebookが社名を「Meta」に変更しましたが、 これは今後、メタバースが計り知れない影響を持つことをにらんでのことでしょう。

現実世界の他に、もうひとつ新しい世界ができるのです。

これが「メタバース」です。

私たちの生活は、変わるのか

これは、私にはまだわかりません。

しかし。
可能性は大いにあると思います。

スマートフォンを誰もが手にするようになり。
YouTubeで大金を手にする人がでて。
世の中は大いに変わっています。

きっかけは、「技術の進歩」そして「流行」です。

つい最近流行した、鬼滅の刃

たとえば、その続編がメタバース内だけで限定配信されたら、どうでしょうか。

あなたの好きなブランドが、メタバース内で限定商品を出したら、どうでしょうか。
あなたの好きな有名人やアイドルが、メタバース内だけで限定配信をしたら、どうでしょうか。

現実世界と変わらない価値がそこにあるのなら、企業は本気で参入すると私は思います。

極論、映画「サマーウォーズ」のように、行政まで含めたサービスすら可能になるかもしれません。

それほどまでに。
「NFT」「メタバース」を支える「仕組み」は信頼性の高いものです。

もちろん、現実は現実としてあるんですけど。

しかし。

あなたの価値観をぶっ壊す何かが、そこで生まれるかもしれません。

現実世界の仕事や人付き合いが嫌なら。
メタバース内で仕事ができるかもしれません。

当然、現実と同じようなものなのですから。
必ずと言っていいほど、仕事だってできるようになるでしょう。

未来は、想像もつかない方向へ、進んでいきます。

とくにこれからは。
必ず、未来はすごいことになる。

良いものにするか。
これまでと同じく生きるのか。

全ては、あなた次第です。

なんて。

なにがし。