自分がどれだけ頑張っても、
世の中に目を向ければとんでもない輩はいくらでもいます。
そういう人と自分を比べても、対して良いことはありません。
ネットが発達した昨今。
これまでとは比べものにならないくらい、
「すごい人」が身近になりました。
個人が発信する時代です。
昭和の時代であれば、
スーパースターたちは、とんでもない別世界で華々しく生活していたでしょう。
高い塀に囲まれた家。とんでもないお金遣い。
そして、その生活を目の当たりにする人は、ごくわずかです。
それが今や、どうでしょうか。
自分の家で動画を撮り、ネットにアップする芸人さん。
すっぴんで生配信をする女優さん。
Twitterで、好きなことを呟くタレント。
若者の歌を歌う、演歌歌手。
何億も稼いでいながら、街中で動画を撮るYouTuber。
テレビの向こう側にいる方々が、
我々一般人に思いをぶつけたり。
プライベートを切って売ったり、
色んなことをしているわけです。
よく言えば、目線が低くなったのかな、と思います。
ティアドロップのサングラスで、「芸能人ぽい!」人は、 もちろんいるとは思いますが、最近では多くはないのかもしれません。
で。
私たちはそんな方々と自分を、比較しやすくなったと思います。
彼らはもはや、別世界の住人、スーパースターなどではありません。
私たちと同じように普通に生活しているのです。
Twitter界隈も同じです。
インフルエンサーとして、何万人というフォロワーがいながら。
普通に声をかけても、当たり前のように返事をくれたりするわけです。
私たちと同じ土俵にいることをまざまざと見せつけるように。
ちょっとでも気を抜くと。
私は、心が折れそうになります。
毎日毎日、とんでもない有益なツイートを10件も20件もツイートしたり。
自分より遅くまで作業して、自分より早く起きて仕事をしている人をみたり。
正直、そんな化け物クラスの人と、同じ土俵で戦うのはしんどい。
だから。
「自分と他者を比較しない」ことも、時には大切なのかな、と思います。
もちろんそういう人に食らいついて、もっと自分を高めようという考え方もあります。
どっちが正解、とは言えませんが。
無理せず、マイペースに行く時があっても良いのではないかと。
そんなふうに思うわけです。
頑張ろうとすればするほど、高い壁は立ち塞がる。
だからこそ、見える世界もあるにはあるのですけれど。
なんて。
なにがし。