年齢を重ねれば重ねるほど人は、守るべきものが増えていきます。
家族。
友人。
仕事。
責任も増え、頼られることも多くなる。
一方、それと反比例するように。
「守れる数」は、減っていくものだと、私は思っています。
子どもを守る為に、会社や友人との付き合いが減らす。
家族を養う為に、自分のお小遣いを減らす。
誰かの為に何かを犠牲にして。
少しずつ、自分が守るべきものに費やしていくのです。
大人、というものは。
何かを捨ててきた人たちのことを言うのだと、私は考えるのです。
いたずらに年齢を重ねるのではなく。
選んで、捨てて、傷ついて。
そんな中で学び、少しずつ立派になっていく。
誰かに尊敬される大人、というのは。
そういう道を歩んだ人なのかな、なんて。
そんなことを考えた今日でした。
なにがし。